夏物語

この村の梅雨はまだ明けないが、とにかく暑い。 夏はいろいろと忙しくて、たとえば夏の福島競馬。1開催につき1回は競馬場に足を運びたいと思っていて、開催初日に行ってきた。結果は惨敗である。ウイニング競馬のトークショーを見てきたんだけど、ジャング…

脱オンボロイド

我が家に居ついているトンキニーズ系の野良猫くつしたがお産をしたことは薄々気付いていたが、先日ついに子猫を連れてきた。見た目も仕草も鳴き声も、その愛くるしさときたら筆舌に尽くしがたい。ただ難点があって、それは警戒心が強すぎること。警戒心が強…

腹鉄男のレンタル・ライフ

久々にTSUTAYAへ行ったら、新譜の入荷がチャートをにぎわすアーティストだらけという傾向がますます顕著になった気がした。チャートをにぎわすアーティストといえば、AKBとかEXILEとかジャニーズ系とか。そんなだから、思わずももクロをレンタルしてしまう。…

中学生円山

「少年メリケンサック」以来の宮藤官九郎監督作品「中学生円山」を観た。中二病、韓流ブーム、団地妻、殺人、徘徊老人等を、主人公の妄想と現実を行き来しながら詰め込み放題詰め込んで、小ネタ満載なんだけど、メインテーマは"なぜ人を殺してはいけないのか…

再考レイン・イン・ブラッド

この春は、仕事の具合と花の開き具合のタイミングが合わず、花見をせずに終わりそうだ。もう一つ、春の楽しみといえば福島競馬。福島牝馬ステークスに合わせ、クリスチャン・デムーロや内田博幸らトップジョッキーも福島入りしていた。ハナを奪ってペースを…

ゴーストバスターズ

クラッシックが始まったので、久々に桜花賞の馬柱を「キッ」と睨んで熟考したら当たった。馬場が悪かったからディープ産駒が強くて1着と2着だったし、敏腕デムーロ兄弟のワンツーフィニッシュだったし、終わってみればわかりやすい結果だった。考えなくて…

しょんないTV

宮藤官九郎の脚本がNHKではどうなるかと思ったが「あまちゃん」なかなか面白い。東北訛りがきつすぎて初回はツラかったけど、2回目以降は方言をセーブしている。驚いたときの「じぇ」という表現にフォーカスして、それを多用するところが、すごく宮藤官…

オズフェス

へヴィメタル系の音楽フェス「ozzfest」が、初めて日本で開催される。生きる伝説オジー・オズボーン率いるブラックサバスはすごくみたいけれど、その他のアクトがいまいちで、チケット代14,000円は割高に思える。ブラックサバス単独公演でいいのになあ、と思…

ディア・フレンズ

新譜を発表した電気グルーヴが、坂本美雨のラジオにゲスト出演していた。トークの内容で興味深かったのは、曲を作るときに大事にしていること。「『語感』みたいなものをいちばん大事にしていて、調子が良いと、メロディにテキトーな歌詞を乗せていっても、…

放射能以上の脅威

気候が春めいてきたら、鼻もむずむずしてきた。花粉もさることながら、これに加えて黄砂とPM2.5とか言う微小粒子状物質が中国から飛んでくるから、大騒ぎをしている。油断すると、あれ、なんだっけ、AM3.8じゃなくて11PMじゃなくて…。と、思わず名前を忘れし…

まるでぬるま湯に浸かる猿

お気に入りのXPERIA Rayも、アンドロイドのアップデートから取り残され、オンボロイド化の一途を辿っている。春モデルのXPERIA Zは、ソニーがソニエリを完全子会社にしてから開発した初のスマホなだけあって、その本気度が窺える。たとえばiPadなんかは、網…

春遠からじ

時節柄、インフルエンザに感染したり、雪が降ると仕事が少し厄介になったり、冬の厳しさが身に染みていたが、発情して艶めかしい姿で体をくねらせる野良猫を見ると、春遠からじの思いが込み上げてきて微笑まい。 競馬は払戻金の脱税問題、いまいち華がない野…

インフルリレンザ

時間つぶしに筆をとってはみるものの、これから書き留める内容は支離滅裂になるかもしれない。なぜなら、リレンザを服用中だから。 仕事から帰って着替えようとしたら激しい悪寒に襲われ、検温したら39.0度。これはまずい、と救急外来を受診。熱は39.4度まで…

カリフォルニアの青いバカ

映画監督の大島渚が亡くなった。大島監督と言えば、和服で独特の存在感を漂わせながらテレビ番組のコメンテーターをしていた印象はうっすらあるものの、正直に言って映画作品を見たことは一度もない。俺の場合はむしろ、みうらじゅんが率いていた大島渚とい…

年頭所感2013

単なるものぐさという説が有力だが、昨年末の年の瀬の慌ただしさからかなり更新間隔が空いてしまった。毎日更新する気はないが、ブログをやめる気もないのであしからず。 まずは昨年末を振り返って。「日本をどどどどすっ!」(「取り戻す」と言いたかったら…

デタラメ・マザコン・チェリーボーイ

そこはあまり大手じゃないファミレスで、メジャーどころよりもやや高級な料理を出すイメージがあって、7、8年前まではよくそこで食べたりしていた。先日、久々に行ったら、セットメニューならライスとカレーが食べ放題になってたり、店長の白髪が増えたり…

波紋疾走

man with a missionも、音のほうは見た目ほどのインパクトはなかった。俺に言わせれば、音楽性はONE OK ROCKと大差はない。ONE OK ROCKも、森進一・森昌子夫妻の長男がボーカルという事実以外は有象無象のバンドと同一線上にある。RADWIMPSみたいな新しいこ…

コバタケの毒牙

数ヶ月前に姿を見せたきりだった、野良猫のてぶくろが久々に遊びに来た。下手をしたら食べ物にありつけなくて野垂れ死にでもしたんじゃないかと心配していたのに、まるまると太って毛並みも良い。裕福な家に厄介になっているのか、暮らしに困っている様子は…

非日常から日常へ

旅行から帰って、待っていたのは厳しい日常だった。まずは、歯科に行って歯を抜いた。痛みは麻酔の痛みだけだが、喪失感がハンパない。続いて、健康診断。胃の透視検査では、初めてバリウムを飲んでみた。最近のバリウムはおいしく飲めるだとか、あ、やっぱ…

北海道最終日

雨の4日目は、札幌時計台を見物に。"ガッカリスポット"としても有名だが、北海道のシンボルなので一度は見てみたい。たしかに見どころは多くはないし、周囲にそびえ立つビル群が、歴史的建造物の趣をますます消してしまっている。これが田園風景とかに溶け…

北海道3日目

生憎雨模様の3日目。まずはニッカウィスキーの余市蒸留所(画像)へ。工場を見学しながらシングルモルトのうんちく等を勉強し、お待ちかねの試飲タイム。実はウィスキーはあまり得意ではないので、舐める程度に。ただ、一緒に試飲に出ていたアップルワイン…

北海道2日目午後

動物園を出て、午後は美瑛、富良野方面へ。 景色はみるみる田園化して北海道らしさを増す。美瑛の「ぜるぶの丘」に着いたとき、北海道に来た実感がマックスに。かの有名な「ケンとメリーの木」にお目にかかる。木以上でも木以下でもなく、それは単なる木であ…

北海道2日目午前中

2日目の目玉は旭山動物園。空飛ぶペンギン(画像)は館内も幻想的できれいだ。アザラシは期待を裏切らず、上昇下降を繰り返す。シロクマのダイブは遂に見れなかったが、陸を悠々と歩き回る姿は圧巻である。この3つは非常に人気が高く、混雑していた。意外…

北海道1日目

3泊4日で北海道へ行ってきたので、その模様を。 生涯初の飛行機は、離陸の時と旋回の時にわずかに気持ちの悪さをおぼえたものの、天気が最高に良かったので眺めも最高だった。雲を上から見下ろすとう不思議な感覚。眼下に広がる航空写真さながらの絶景。猪…

ap bank fes’12

この夏の楽しみのひとつ。ap bank fesに参加してきた。 主催者から注意事項などの説明が行われたあと、アーティストが登場。bank bandが数曲やって、ナオトインティライミの登場。己れの単独ライブの宣伝をしていたので、チケットの売れ行きは苦戦していると…

河童の清作

先日、「FNSうたの夏まつり」という番組を見たら、人気子役の小林星蘭と谷花音のユニット「すたーふらわー」は楽しそうに歌っていたが、幼稚園のお遊戯会みたいだった。そして、あとから登場した芦田愛菜は明らかに口パクだった。 口パクと言えば、ロンド…

S市杜王町にて

先日のBBQは焼き鳥がメイン。当然ビールとの相性は抜群なんだけど、奮発して買ったカニの足も、炭火であぶったら絶品だった。それから、ホイルに包んで無造作に炭の中に放り込むジャガイモのほくほく感もたまらない。ジャガイモの人気は、メインの肉を凌…

パラダイス・ガレージ

盛り上がりに欠けると思われたロンドン五輪も、開会式に先駆けて行われた男子サッカーが強国スペインを下したことで、一気にヒートアップした感がある。 ロンドンと言えばロックの聖地であってパンクの聖地でもあるんだけれど、開会式はそれほどロックロック…

サマージャム2012

今夏、ロンドン五輪というビッグイベントがあるが、それほどの盛り上がりを感じない。かく言う俺も陸上競技にはほとんど興味がない。体脂肪率の低い黒人選手を見て「あー。また跳んでるよ。」とか思う程度である。球技と格闘技は好きだからそれなり見る。野…

大正11年生まれの漫才師

世の中の趨勢に合わせて、一応ツイッターのアカウントを取って、人のツイートを眺めたり、ごくごくたまにつぶやいたりして5年ぐらいが経つんだけど、未だにこれの何が面白いのかさっぱりわからない。そんな中、「これは!!」と感嘆させられたのが、お笑い芸…