オズフェス

オジー

 へヴィメタル系の音楽フェス「ozzfest」が、初めて日本で開催される。生きる伝説オジー・オズボーン率いるブラックサバスはすごくみたいけれど、その他のアクトがいまいちで、チケット代14,000円は割高に思える。ブラックサバス単独公演でいいのになあ、と思っていたら、同じことを考える人は多いようで、フェスのトップページに「沢山のお問い合せを頂いておりますが、来日アーティストによる単独公演はございません」と記されていた。あえてもう一組挙げるとすれば、人間椅子は見ても損はしない。この時期、桜ソングは数あれど、人間椅子の「桜の森の満開の下」こそキラーチューンである。
 花粉症が今年はひどくて、雛形あきこが再婚して矢部浩之も結婚して、我が社も人事異動の時期になった。落語に「粗忽長屋」という噺があって、おおざっぱでそそっかしい男とマメでそそっかしい男が同じ長屋に隣同士の部屋に住んでいて云々って内容なんだけど、俺の席の真正面とその隣の席の男がまさに粗忽長屋みたいな二人組だった。そのコンビも、この春の異動で解消である。
 俺が日々思うのは、ただ、上司の話を立って素直に聞いていられるような馬鹿になれたらいいのになあ、ってこと。
 …鐘を打ち鳴らせ、浮世を肴にして。魂、掻き鳴らせ、ひとつになるのさ。禊説法。阿漕結構。まだまだテイクイットイージー。さあここから