2011-01-01から1年間の記事一覧

バルス!!

はい、有馬記念を当てた俺が来ましたよ。 日テレの金曜ロードショーは、5回に一度ぐらいの割合でジブリ映画を放送しているような気がする。先日のアリエッティは、地上波初登場にしては視聴率は奮わなかったようだが、ラピュタは相変わらずの人気。滅びの呪…

有馬記念回顧

宝塚記念で3着したときからエイシンフラッシュには惚れ込んでいて、秋の天皇賞とジャパンカップでは力を見せつけるも馬券に絡めず裏切られてきたが、それもこれも昨日の有馬記念でようやく報われた。これまで、有馬記念で懐が膨らんだ記憶はなかったが、エ…

2011年。

今年も終わりかけているので、せっかくだから「今年の○○」みたいなものを書き留めてみたい。 今年の世相を漢字一文字で表すと「絆」。震災がらみで、ネガティブな漢字が選ばれるかと思いきや、予想に反して案外ポジティブなところに落ち着いた。 新語・流行…

犬人間

ベイスターズの監督に就任した中畑清については、理論のりの字もなく、勢いとノリで思いついたまま、東北訛りのイントネーションに乗せて野球解説をする様子から、監督業どころか頭の良し悪しにすら疑問を抱いてしまう。現役時代の栄光にすがり、野球の勉強…

やさしくなりたい

今クールのドラマも中盤から終盤へ差しかかっているが、TBSが大仰に売り出した「南極大陸」が大苦戦して、前評判が散々だった「家政婦のミタ」が超高視聴率をマークしている。豪華なキャストを並べただけの南極大陸はスケールを大きくしすぎて全体像が見えに…

モテキ

「"草食系男子"なんて言うと聞こえはいいが、要は、去勢された雄犬ってことだ」とは、テレビドラマ版モテキの中で、リンダこと林田尚子の台詞である。 最近、TSUTAYAへあしげく通っていて、映画の評判が良いモテキのドラマ版をレンタルして見たんだけど、す…

うじきくんのこたえ

子供ばんどは登場シーンからインパクト絶大。バンドロゴが入ったフラッグをマントにして客席後方から登場したうじきつよしは、ステージに上がるとミニギターをガン弾き。アンプはメットの上。これが、奥田民生や森純太がリスペクトしてやまない子供ばんどか…

望んでるもの、求めてるもの、全てもぎとって食い散らして

ユニコーンのステージは、懐かしさを感じるグループサウンズのようなギターリフにベースラインが絡み、タイトかつ力強いスネアで「頼みたいぜ」からスタート。オーディエンスを煽りに煽る奥田民生のボーカルは、パーティーロックの始まりを予感させる。再結…

すてきな夜空

OKAMOTO'Sで暖まらなかった空気も、ジュンスカイウォーカーズ(画像)の登場で一気にヒートアップ。 1曲目は、誰もが知る、超ポジティブソング「歩いていこう」。45歳になった宮田和弥だが、声の伸びが20代の頃より凄まじい。俺の友達が郡山市の整体だか整…

ゴールデンサークル vol.16

ユニコーンとジュンスカの対バンという、バンドブーム世代垂涎のイベントに行ってきた。会場は、爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」にも歌われた、音楽の聖地日本武道館。ここでコンサートを見るのは、十数年前のイングヴェイ・マルムスティーン以来であ…

番組改編

10月スタートのドラマは、まずまず粒が揃っているという感想。いかにも大作志向の「南極大陸」はテーマが重すぎて観る気になれないが、その他は、週刊少年ジャンプを毎週読むような感覚で見れそうだ。前クールが散々だったCXの月9も、今回は及第点。AKBの…

全国各地が、私の縄張り

大宮で、ユニコーンのアリーナツアーを見た。 黒ひげ危機一発を模して、ギタリストが飛ぶ演出から始まり、ワイヤーアクションでメンバーが宙を舞い、「オレンヂジュース」では、ステージに炎が上がりまくる。演出だけで言えば、KISS(画像)のようだった。ア…

今宵の月のように

毛皮のマリーズのボーカリスト志磨遼平は、文学にも造詣が深く、テレビブロスへ寄稿するコラムも絶賛されている。ミュージシャンシップも素晴らしく、自身や、自身のバンドメンバーに求めることも簡単ではない。音楽をやめることを考えていたちょうどそんな…

何度観ても面白い

震災で中止になったミスチルのツアーの仕切り直し公演を、湖畔の森公園で観た。昼ごろ現地に着き、タコライスとウィンナーを食べる。外で食べたせいか、タコライスがうまい。粗挽きウィンナーもものすごくうまい。9月とは言え、野外を舐めてはいけない。風…

新旧コーラ飲み比べ

大型で非常に強い台風15号が、今夜まさに福島県を縦断しようとしている。今の時点では、暴風域に入っていないが、横殴りの雨が家の壁を叩き、轟音を発している。水はけが良いはずの道路も、例の震災でうねりまくってるから水浸しである。 コカ・コーラは、…

長靴をはいた猫

サッカー日本代表に招集されたハーフナー・マイクに脅威を感じた。あんなのが招集されては、もはや平山相太の出る幕はない。父はJリーグ黎明期に活躍したディド・ハーフナー。ゴールキーパーだった父と正反対のポジションを選ぶあたりが面白い。ただ、ハー…

裏日本

5連休の後半は新潟へ。まずは定番のマリンピア日本海へ。イルカショーを後ろのほうで見るが、あれは最前列で水をかぶりながら見てなんぼだ、と思った。ほかには、悠然と泳ぐ亀が印象的。 正午ごろマリンピアを出て、近くの「ミューズ」というレストランへ。…

5連休

今月の24日から、社会人になってから初めてかも知れないんだけど、5連休を取った。月曜日、出勤したら俺の席はもうないかも知れない。 初日は、仙台で氣志團のギグ。ライブハウスだったが、客を楽しませるサービス精神は健在。ユーモアのセンスも健在。俺、…

強く儚いものたち

奥州紀行、最終日は猊鼻渓の舟下りから。俺は水場が大好きなんだけど、スケール感が半端ではなく、生涯見た中で最も良い景色と言って過言ではない。カモシカやムササビなどの野生動物も多く生息しているらしいが、この目で確認できたのはアオサギとコイ。コ…

奥羽山脈を往来

雫石に一泊して、翌朝、岩手秋田間の絶景に浸りながら車を田沢湖へ走らせる。田沢湖の美しさは、猪苗代湖の比ではない。国鱒は滅んだが、手を伸ばせば届きそうな距離にニジマスがうじゃうじゃいる。水が澄んでいるからニジマスの動向もよくわかる。美しい場…

奥州漫遊記

なでしこジャパンの快挙は単純に喜ばしいが、選手たちが連日、テレビ局に引き摺り回されて気の毒になる。澤と岩清水の顔も見飽きたところで、岩手県へ旅立った。 まずは小岩井牧場まきば園。標高が高く、見晴らしが良い。もともと田舎に住んでいるが、俺の地…

フィフスペトル

ツアー2日目は、中山競馬場。朝、宿泊室を出ると、ドアノブにかけらたスポーツ新聞。主催者の粋な計らいである。ホテルから中山までのバスの車内で、出馬表を睨み、ボルテージは徐々に上がる。 昼ごろに中山到着。用意された4階の指定席(画像)は、ごちゃ…

鹿島vs川崎

競馬もサッカーも相当好きだから、すごい勢いで「サッカー&競馬観戦ツアー」に応募したら呆気なく当たった。 初日はカシマスタジアムでサッカー観戦。観戦前に、普通は入れない諸々の場所を見学させてもらえる。監督が記者会見を開く檀上に上がって記念撮影…

親の小言となすびの花

室内のプランターに植えたナス。花は咲いたが実をつけない。葉も凛として健康そのものだがどうしたものかと悩んでいたら、昔から「親の小言となすびの花に、千に一つの無駄は無し」と言うらしい。つまり花をつければほぼ確実に実もつけるという意味だ、とド…

ねごと

民放各局のゴールデンタイムの視聴率が、どの局もついに一桁台になったそうだ。他局の猿真似ばかりで新鮮味のないバラエティや、クォリティの低いドラマを見るにつけ、数字が取れないのは当然と思える。今日、ヒルナンデスで久々に野沢直子を見かけたが、後…

雨の府中とロックンロールと

無性にユッケが喰いたい。 雨のダービーをオルフェーブルが制し、クラシックも一つの区切りがついた。鳴り物入りでデビューしたディープインパクト産駒も、ついにダービーには手が届かなかった。しかし、ステイゴールドの仔が皐月賞とダービーの二つを勝つと…

呆れたもんだな、サマータイムブルース

「通常通り営業いたします」とはまだ言えないが、仕事のほうは落ち着きを取り戻しつつある。震災からだいたい2ヶ月が経つが、テレビの情報番組はいまだ震災関連が8割。我々人類、地上の支配者のような面をしているが、被災地の惨状を見るにつけ、結局のと…

膿物語

3月11日−。それはそれは恐ろしい地震だった。地面の下の悪魔が家を持ち上げ、上下左右に振り回した。物凄いパワーだった。物凄い勢いだった。この恐怖体験を忘れてはならない。同時に、睡眠時間がとれないほどに仕事が多忙になった。この忙しさも忘れては…

真昼のストレンジランド

18時のニュースで卒業式とか入試とか就職難のニュースが報じられる。ああ、もう3月か、と思う。今年は時間の流れがゆっくりだったような、早かったような。とにかく毎日があっという間に終わった。油断すると大人になっちまう。 およそ面白いとは思えない"…

え? あんた誰?

昨日までの9日間連続出勤を無事に勤め終え、安堵の胸を撫で下ろしているところである。隣の席のへの字口の男が言うには、昔よく遊んだ同僚はバレーボールをやっていて、女性の割にずいぶん大柄で、足の文数も大きく、への字口の男の靴の上からその女性の靴…