5連休

そば

 今月の24日から、社会人になってから初めてかも知れないんだけど、5連休を取った。月曜日、出勤したら俺の席はもうないかも知れない。
 初日は、仙台で氣志團のギグ。ライブハウスだったが、客を楽しませるサービス精神は健在。ユーモアのセンスも健在。俺、最前列のステージ袖の当たりで観てたんだけど、ステージから降りてきた翔やんに触れた。触ったというより、ほとんどシェイクハンドである。ものすごくテンションが上がった。
 2日目は、数年前に開通した甲子街道を初めて通って大内宿へ。南会津地方に住むひとたちの悲願と言われただけあって、さすがにアクセスが良い。俺の家から2時間足らずである。茅葺屋根の街並みを眺めて、名物のそば(画像)を食す。ネギで喰うのが通だというが、それは無理な話だと思った。しかし味のほうは、大根おろしのつけ汁とよく合ってなかなか美味い。岩魚の味噌焼きもうまい。これをよその土地で食べてもたいしておいしくはないだろう。眼下に広がる古い街並みが、食事の味を一層引き立てる。冬は絶対に行きたくないが、夏の大内宿は気持ちが良い。
 …でかい当たりを掴んでしまった。世界を変えてしまうかもしれない。毎日があっという間に終わった。油断すると大人になっちまう