何度観ても面白い

　震災で中止になったミスチルのツアーの仕切り直し公演を、湖畔の森公園で観た。昼ごろ現地に着き、タコライスとウィンナーを食べる。外で食べたせいか、タコライスがうまい。粗挽きウィンナーもものすごくうまい。９月とは言え、野外を舐めてはいけない。風が吹くと鼻水が出るほど寒い。ツアータオルを首に巻き、使い捨てカイロを尻のポケットに入れて開演を待つ。
　ステージに現れた桜井氏は、顔の皺は少し増えたが、動きは相変わらずキレキレだった。野外の開放感からか、はたまた年内最後のツアーで後のことを考えなくても良いからか、それとも被災地にかける想いからか、声が枯れるんじゃないかと思うほどシャウトを多用する。俺の好きなCENTER OF UNIVERSEを演ってくれたのは嬉しかった。公演後、数十発から百数発の花火が上がってフィナーレ。悔しいかな、花火だけで言っても、棚倉村の花火大会より規模は大きい。
　長靴を履いた猫にチーカマを与えたところ、すっかり懐いてしまった。呼べば返事するし、甘えたくて猫なで声ですり寄ってくる。俺は長靴を履いた猫のことを「テブクロ」と呼ぶことにした。しかし、あの猫なで声は反則である。
　キングオブコント2011では、ロバートの優勝以上に2700のキリンスマッシュの印象が強い。俺は、鬼ヶ島の１本目のネタがすごく気に入って、YOU TUBEで毎日見ている。このコント、何度観ても面白い。
　…ベルセブブを呼び出せれば、金はいくらでも払ってやる。きみからの電話に出れば、一瞬で明日なき世界だった