北海道1日目

梁山泊

 3泊4日で北海道へ行ってきたので、その模様を。
 生涯初の飛行機は、離陸の時と旋回の時にわずかに気持ちの悪さをおぼえたものの、天気が最高に良かったので眺めも最高だった。雲を上から見下ろすとう不思議な感覚。眼下に広がる航空写真さながらの絶景。猪苗代湖もあの高さからならきれいに見える。機内サービスのオニオンスープはなかなか美味である。
 13時前に新千歳空港に降りる。数えきれないスポット数、次々に就航する航空機。えらく規模の大きいターミナルである。昼食は、札幌名物スープカレー。でかい鶏肉と野菜がごろごろ入って、香辛料の風味が独特だった。レンタカーを借りて、旭川へ。噂には聞いていたが、カーブらしいカーブがほとんどなく、どこまでも続く直線道路。3時間弱車に乗って、ホテルにチェックイン。
 夕食は、旭川ラーメンの有名店「青葉」。麺はストレートな中太麺で、スープは脂ギッシュ。脂は苦手なんだけど、出汁の取り方が上手で、スープをすする手が止まらない。
 食べ終わって、旭川の街を闊歩する。梁山泊という飲み屋(画像)の前には鹿をあしらったディスプレイ。鹿肉が名物なのか。しばらく歩いて、フルーツカクテルバーに落ち着く。バーテンダーから、最近の旭川事情などを情報収集する。どうやら、斎藤牧場のソフトクリームがおいしいとのこと。柑橘系のカクテルとモヒートを飲む。好物のピスタチオナッツは、しょう油であぶってくれたので、さらにおいしかった。高かったが、良いバーだった。
 バーを出て、北海道にしかないセイコーマートというコンビニへ。北海道でしか売っていないソフトカツゲンというドリンクを買って、ホテルに戻る。
 …毎日何かを食べてまで、しがみついているこの世界に、殺めた命に見合うだけの、価値が、意味が、あるとは到底思えるはずもなくて、超えてきた日々揺らいだとて、建てた誓いが明日を閉ざしたとて、慰めだろうか罰なのか、時は流れを速めるの