劇薬のミルフィーユを、ほおばる君が好きだから

　キムカツの姉妹店が県内にできたので行ってみた。キムカツの豚カツは、ジャンルで言えば間違いなく豚カツなのだが、他の味自慢の店とは明らかにアプローチが異なる。ロースを超薄切りにして、それをミルフィーユ状に25枚重ねて揚げるという独特な製法（画像）をとっているのだ。ミルフィーユ状だから噛み心地がとても柔らかで、ミルフィーユ状だから肉と肉の間からジューシーな肉汁が溢れてくる。この革新的な調理法を考えた人、天才だと思う。
　うちの祖母をして「この番組は評判が良い」と言わしめるのは、地井武男が都内近郊を紹介して歩く「ちい散歩」である。"現代版オールナイトフジ"と呼び声高いフジテレビの深夜番組「キャンパスナイトフジ」に、リップスライムのSU（スー）がワンコーナーを持っている。女子大生を連れて、夜の街を紹介する内容で、その名も「すぅ散歩」と言う。無論、タイトル名は「ちい散歩」のパロディだが、このセンス、嫌いではない。
　ここ数年、エコロジーの波が来ているとは思っていたが、今年になってからのエコブームは凄まじい。タフレンは有料化され、ハイブリッド車は減税に次ぐ減税で相当お得に購入できるらしい。環境に優しいと謳ってはいるが、俺には政党が選挙で票を稼ぐためのきれいごとにしか聞こえない。エコと言えば聞こえは良いが、結局は政治家のエゴでしかないのだ。フロンガスをＬＰＧガスに切り替えたところで、俺のただ一発の屁でオゾン層にはでかい穴が開くわけだし、どんなにエコ活動に励んだとしても、人類が繁栄する限り地球環境を汚すことからは抗えないのだ。中村達也（元ブランキー・ジェット・シティ）が言った「究極のエコロジーは死ぬこと」のひと言だけが真実である。先日などは某国営放送で一日中エコをテーマにした特番を放送していた。わかったから、もっとこっそりやれ。「エコも休み休み言え」と言ってやりたい。
　通称"二本松のズラタン・イブラヒモビッチ"と、通称"八山田のディディエ・ドログバ"は、エロサイトを教えた側とそこに繋いでウィルスに感染した側という関係にあり、そのことで二人の間には未だにわだかまりがあるようだ。「エロも休み休み言え」と言ってやりたい。
　…鏡よ鏡、どんな感じ？　あと何プラスしたら完璧？　すべて見透かすあの子の目に、無理なく普通に映るために。キメすぎず、あえてドレスダウン。近所でなんかのついでに風。２シーズン前のダメージジーンズ。できるだけ想定、様々なシーン