誰もが納得する紅白歌合戦

AKB48

 昭和の人間だから、天皇誕生日が12月というのには未だに違和感がある。気を抜くと、4月29日がそれだと思ってしまう。年末は、勤務が輪をかけて滅茶苦茶になる。天皇誕生日とか土曜、日曜に仕事をして、平日はたいてい休み。そして年明けは元日からいきなり仕事。年越しの準備は、何一つとして終わっていない。
 モーニング娘。の下半身の露出面積をもう少し大きくすれば少女時代になるし、KARAなんて、MAXの首を挿げ替えたようなものだ。あえて隣国のアーティストに印税を払う意味が知れない。
 今年の有馬記念、強烈なサインを一つ忘れていた、AKB48。4とか8の馬番若しくは枠番は、要注意である。
 十数年も曲がヒットしない歌手、知名度がほぼ関西圏だけの品の無い歌手、実績も実力もない話題性だけのド新人。毎度のことながら、紅白歌合戦の面子が酷すぎる。そこで、誰もが納得する紅白歌合戦を考えてみた。紅組の司会は、往年のザ・ベストテンを彷彿とさせる黒柳徹子。対する白組は、ドラフト会議での名調子が忘れられぬ、故パンチョ伊東氏。総合司会には、アタック25でおなじみのいぶし銀、児玉清。必殺の「アタックチャンス」はどこで繰り出されるのか。審査員は、コメントを求められるごとに、田代まさしの絶頂期を思わせるような小ネタで失笑を誘うデーブ・スペクター。「よろしくどうぞ」の挨拶が懐かしい競馬エイト吉田均さん。そして、歌手としては落選した美川憲一が、まさかの審査員抜擢というサプライズ(番組後半では、実は美川憲一のモノマネをしたコロッケだったというダブルサプライズが用意されている)。紅組一人目は、いきなり洋モノ(洋楽ではなく、あえて洋モノと呼びたい)として、レディー・ガガの登場。お茶の間を唖然とさせる。白組一組目は、ライブを見た江口寿史が「ボーカルの志磨くんは天使のようだった」と絶賛した、毛皮のマリーズが登場。明日へ続く。(かも)
 …始まりそうだよ、終わりなき時代へと、僕をこの場に置き去りに。泣き出しそうだよ、瞳開けば、夢か現か、君がいない。愛だと思ったのは僕だけ。忘れしまいたいと泣いても