暇つぶしに、ひつまぶし

tetsuo_hara2010-05-05

 もともと休みの日はあまり家に居ないうえ、異動してますます在宅時間が短くなった。ご近所からは「腹さんのところの放蕩息子、最近見ないねえ…」なんて声もちらほら。そんなときは「月に還った」と答えておいてくれと家族に言ってある。
 米沢でひつまぶし(画像)を食べてきた。ひつまぶしと言えばうなぎが定番だが、場所が米沢となれば名物の米沢牛がうなぎに代わって主役に躍り出る。粕漬けにされた米沢牛とごはんをしゃもじでかきまぜて一膳目はそのままいただき、二膳目は薬味を乗せてだし汁をたっぷりかけてずるずるとほおばる。だし汁は、米沢牛に合うように研究し尽くした感があり、さっぱりしていて何杯でも喰えそうだ。最近、脂の乗った肉はそれほど食べれなくなってきたが、これならいくら食べても胃腸の負担にならなさそうだ。歴史のある店で、お値段は1人前2,800円。俺の金銭感覚からすると決して安くはないが、この店では安い部類に入る。
 通勤のお供は、Perfumeのトライアングル。テクノのジャンルで言えばYMOや電気グルーヴの域には全然達してないけれど、ヒットした曲も程よく散りばめられていて聞きやすいアルバムではある。でもPerfumeは、やっぱり映像ありきだなあと思った。歌詞とリンクしたダンスあってこそPerfumeかなあ、と。ただ、8曲目の「I still love U」は別格。群を抜いて萌える。それにしても、物言いたげな、のっちの瞳の見つめる先は何だ。噂になったストレイテナーのボーカルか。あんな瞳をされたら、男は絶対にイチコロだ。
 …グレイに暮れかけた空に消えてく、注意深く吐き出した僕の白い息

トライアングル(初回限定盤)

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