梅花粉の季節がやってきた

tetsuo_hara2010-03-18

 春彼岸も近づく頃、梅花粉アレルギーの俺の顔はくしゃくしゃになる。花粉アレルギーを発症したのはここ7、8年だが、それ以前はこんな苦しみ想像だにしなかった。花粉アレルギーが出ると、大好きな夏がすぐそこまで迫ったという証でもあるのだが。
 CSKAモスクワに移籍して欧州チャンピオンズリーグを戦う本田圭佑が、セビリア戦で大活躍した。実際に試合を見た人に言わせると、直接フリーキック以外は特筆すべきプレーはなかったし、その直接フリーキックですらキーパーのミスによるところが大きい(にしても凄いキックではある)とのこと。W杯に話を移すと、日本代表が喉から手が出るほど欲しいのは、過程ではなく、得点という結果である。本田圭佑の代表入りは、当確と見て良いか。
 JRAにおいては、この時期になるとクラシックへのステップレースが毎週のように開催され、週末は胸が躍る。俺がよく参考にする血統予想家の予想記事には、馬の名前がそのものズバリ出てくることは少ない。例えば「先行力のあるロベルト系」とか「速い上がりを使えるサンデー系」などと言った書き回しなのだ。そこから自分で考えて絞り込む作業はなかなか大変だが、その予想家の言うことはそこそこ的中する。その血統予想家の手法は、ノストラダムス(画像)の大予言とよく似ている。ノストラダムスは、後世、自動車が発明されることを予言していたが、「石油燃料をエネルギーとする原動機の動力で推進し、運転者の意思によって進路や速度を自由に制御できる乗り物」とズバリ言い当てたわけではない。単に、「馬のいない馬車が走る」と詩を詠んだに過ぎないのだ。
 通称"二本松のズラタン・イブラヒモビッチ"が、仕事中に職場のPCからメールを送りつけてくることについて、仲間内で物議を醸している。彼の犯行(メール)は、戦時中の日本をB-29が爆撃するかのように白昼堂々と行なわれる。しかし、B-29と決定的に違うのは、彼の投下する爆弾(メール)のほとんどが不発に終わるところである。彼は、通称"八山田のディディエ・ドログバ"にちょっかいを出すのを生き甲斐のようにしている。"二本松のイブラヒモビッチ"が言うには、近畿商事がイラン・サルベスタン鉱区で石油採掘に成功した瞬間、どろどろで真っ黒の重油と一緒に"八山田のドログバ"が噴出してきたんだとか。それが出生の秘密なんだってさ。
 …口を突いて出る嘲りの言葉と、鳴らされる赤い僕の舌。簡単に読み変えただけの話を止めて