正月の余韻

tetsuo_hara2010-01-12

 遅まきながら仙台の初売りを堪能してきた。堪能と言っても、買ったのは御守りと舶来モノのリップクリームと注射器の3点。リップクリームはペパーミントの香りが相当キツく、逆に唇が荒れちまうんじゃないかと疑うほど。そこはさすが、サジ加減を知らない米国製である。注射器(画像)の件については、私は変態的性癖があるわけでもなければ薬物中毒者でもないので決して通報しないでください。
 念願だった「アバター」を遂に観た。正義・友情・勝利という、まるで少年ジャンプのような日本人ウケするストーリーに加え、先端のSFX技術による美麗なグラフィックスは圧巻だった。3Dも演出過多になりすぎずにちょうど良い。スクリーンがあと4倍大きければ、と思ってしまったが欲のかきすぎか。雰囲気はジェームズ・キャメロンというよりもスピルバーグ作品を匂わせる。皮膚が青く、鼻がつぶれたような容姿のナヴィ族に感情移入できるものかと懸念していたが、違和感は全く無い。アバター公開を皮切りに、これからは鼻の低い人がモテる時代が来るかもしれない。今思えば、亀田興毅に判定負けしたときの内藤大助は、鼻がつぶれてナヴィ族みたいだった。キャメロンがこの映画を通して伝えたかったのは、端的に言えば自然と人との調和とか、森林伐採による環境破壊に対しての警鐘とかそういうことだろう。映画は良かったが、エコはもう聞き飽きた。地球温暖化の原因が二酸化炭素のせいだなんて、実は単なる仮説にしか過ぎないのだけれど。
 おみくじをひいたら中吉だった。俺の未来は開けている。
 …だから舞い上がってよ、ダーリン。光の中、天使みたいな詩。おわかれだったわ、ダーリン。だけど、きっといつかまた会えそうな気がしてた