嫁がビストロなう

tetsuo_hara2010-01-05

 帰宅すると、藤井裕久財務相疲労を訴えて辞意を表明したと夕方のニュース番組。「『疲れた』、『疲れた』と言っているが、この人は何もしちゃいない。円高の時も、『見守りたい』、『見守りたい』と言っていただけで、結局何もしなかった」とは、腹家きっての論客である俺の弟の見解。ひと癖もふた癖もありそうな藤井裕久財務相よりも、げっそり頬がそげた岡田外務相のほうが心配である。命が危ぶまれるほど疲れているに違いない。
 財務相の辞意表明でさらなる支持率低下が懸念される鳩山内閣だが、当の首相がツイッターをはじめたというので面白がってフォローしてみた。首相も頑張って1日に1回程度つぶやくのだが、ツイッターの本質である「つぶやき」からは程遠い。「内閣は今日から仕事始めだからみなさんよろしくお願いします」とか、だいたいそんな感じ。せっかくだから妻の幸夫人がスマスマに出演していた昨日、「嫁がスマスマなう」とか「嫁がビストロなう」とかつぶやけばよかったのに。
 幸夫人と言えば元宝ジェンヌを売りにして施設を訪問して押し付けがましく歌を歌ったり、宇宙人にさらわれて金星へ行ったとか太陽をちぎって食べているなどと奇怪なことを口走る変人としても知られているが、変人同士の夫婦だから、由紀夫のヘアスタイルは幸夫人の下の毛を抜いて由紀夫の頭に植毛してああなったんじゃないかと俺はときどき思うんだ。
 ツイッターで、元モーニング娘。の加護亜衣のこともフォローしている。加護ちゃんは、喫煙問題で一度地獄を味わってから人間としてすごく成長したと思う。ツイートの内容を見ても、この人勉強しなかっただけで決して頭が悪いわけではないなあと感じた。映画アバターについては「ピュアが炸裂してた」と感想をツイートしており、単語のチョイスもなかなかセンスが良い。ますますアバターを観たくなる、そんなツイートだった。
 毎年1人か2人ぐらいから「私たち結婚しました」の年賀状が届く。今まで2通出していた年賀状が、これからは1通で良くなる。周りの人がみんな結婚して、年賀状の枚数が半分になればいいなあと思った。
 …アスファルト、年老いた母親、人の皮肉、国道沿い、やさしさ、あの花はきみの愛か、永遠か。闇を引き裂くだろう。空を切り取るだろう。街を彩るだろう。この手に残る、魔法があれば