巣篭もりの家

tetsuo_hara2009-12-30

 今年のヒット商品ですぐ思い付くのは、発売日にお客さんが店頭に並んだiPhone3GSドラクエの新作か。個人的なヒット商品は、資生堂のFOG BAR。ワックスともムースとも違う新感覚の整髪料は、スタイリングも容易でキープ力も強い。
 音楽の在り方を変えてしまったアップル社のiPodシリーズは、使い勝手の良さや巧妙なコンテンツ配信でポータブルオーディオプレイヤーの絶対的なシェアを誇る。しかし、肝心の音質面ではソニー社製のWALKMANのほうに分があるようだ。音質こそWALKMANの生命線だが、逆に言えば使い勝手の改善やコンテンツ配信の拡充さえすれば、ソニー社にもシェア逆転の目はあるということか。
 喪に服している方の整理なんかもしなきゃいけないから、年賀状書きとは死者と向き合う作業でもある、と誰かがうまいことを言った。例年だと喪中の方にも誤って年賀状を送りつけてしまうことが少なからずあるが、今回は時間的にゆとりがあったから喪中の方の整理も完璧と思える。
 タイガー・ウッズの女性の趣味の悪さについては指摘してきたところだが、タイガーと言えばレーシック(角膜屈折矯正手術)を受けて視力が良くなっているはず。不倫相手とはレーシック前に知り合ったのか。余談だが、ケータイで読むデジタルコミックの広告が貼ってあったので思わずクリックしてみた。マンガの内容は、主人公の男性が近視を矯正するためにレーシックを受けたら、なぜか女性の服が透けて裸体が見えるようになってしまった、という下品なもの。笑えたし、夢のある話だと思った。しかし、デジタルコミックってどうしてこうエロ漫画ばっかりなんだろう。
 ブログの更新ペースからもわかるとおり、年賀状が片付いたからここ数日はのんびりしている。アリとキリギリスで言えば確実にアリである。今日は飲料などの買い出しに街へ出た。帰宅すると「車、混んでいなかったかい?」と母に聞かれた。年末なのに混雑の様子はなく、日本人は本当に巣篭もりしているようだ、と俺が答えた。すると、俺の弟こそ巣篭もりの代表例だと母が言う。弟はMMORPGにハマッているらしい。
 筆者の俺を押し退けて当ブログの主演男優賞を受賞しまくりだった"八山田のディディエ・ドログバ"は、昨今登場回数が激減している。あれだけフットワークの良かった彼も、今では巣篭もり消費生活を送っているのか。彼に会うのは、夜の歓楽街でチュパカブラに遭遇するよりももっと困難である。
 「年越しそば」に対抗して「年明けうどん」というものを浸透させてうどんの消費拡大を図ろうという動きがある。反対勢力があると何かと盛り上がる。例えば地デジカアナログマ(画像)とか。まだアナログ放送終了まで1年半以上あるのに、画面の右上に「アナログ」って表示するの、あれやめてもらえませんかね。
 …まだ未来は空っぽのままで、新しい予感に泣きそうだぜ。くだらないのはおまえの方だろ。わからないのかい、疾走の理由が