タヌ公、不起訴

tetsuo_hara2009-12-24

 通勤途中のお好み焼チェーン店の道とん堀の店頭のタヌキの置物(画像)が、数日前、数人の警察官に取り囲まれていた。置物とは言っても子どもの背丈ほどもあり、いかにも悪戯を働きそうな表情をしている。まるで不審者が事情聴取を受けているような光景だった。まさかと思ってその筋の関係者に話を聞いてみたところ、特にそういう事件は起きていないと言われ、俺の杞憂に終わった。卑猥そうな乳首も含めて、一度逮捕したほうが良い。
 先日は某所で忘年会だった。会費5千円で飲み放題だったが、飲み放題なのに日本酒は別料金だし、生ビールは二杯目以降ピッチャーだし、焼酎は安物だし梅干も別料金。鍋の締めに入れるうどんも別料金と、何でも別料金にして利益を稼ごうというやり口が汚なく思えた。さらに「飲み放題のラストオーダーのとき声をかけてください」とあらかじめ言っておいたのに、「以上で飲み放題のお時間終了となりまーす」とだけ告げられてふすまをピシャリと閉められた。ほとんど、客として扱われた心地がしない。もう少したったら、口コミサイトにありのままを書き込んでやろうと思う。
 今年のM-1東京ダイナマイトを応援していたが優勝は叶わなかった。優勝したパンクブーブーの漫才は最高に面白かったから仕方がない。近年レベルが落ちたと言われているが、中川家ますだおかだが優勝した初期の頃と比べると、芸人の質はともかくネタそのものは確実におもしろくなっている。パンクブーブーもそうだが、歴代の優勝コンビを見ていると、世間の認知度が高くない芸人のほうが優勝しやすいように思える。目新しさも勝利の要素か。
 数日前の夜、駐車場に5百円玉を落としたので必死で探したが見つからなかった。半ば諦めていたが、明くる朝、運良く見つかったので、すぐさま貯金箱に放り込んだ。一度失くしてまた出てくるような、こういうものにはすごくツキがあるような気がする。
 昨日は祝日だが一日中家にこもって年賀状制作に勤しんでいた。枯渇した井戸から水を汲むのは並大抵のことではない。時間を費やして完成まで漕ぎ着けたのにボツにして作り直したりして、何かの修行をしているみたいにもがき苦しんだ。今日も作業を継続しなければならないのに、現実逃避して「タヌキが…」とか言ってブログに逃げている。年賀状に関しては毎年ぶっちぎりで優勝していたが、来年は優勝できないかも知れない。
 くすぐったいバンドを見つけた。「のあのわ」と言うのだが、このヴォーカルの歌い方、反則である。CHARAがデビューしたときも衝撃的だったが、のあのわはエロさを差し引いて可愛らしさを加味した感じか。
 …冨士の裾野に降り積みし、雪の白さに似た人よ。忍ぶ恋路も明け鳥。その日が来るまで男道