給料10万円節

tetsuo_hara2009-11-29

 下がり続ける勝馬投票券の売上に歯止めをかけることに必死のJRA。最近導入したのはクイックピック方式と呼ばれるもので、これはコンピュータが無作為に番号を選んでくれる馬券である。こんなもの買う奴に競馬をやる資格はなく、ナンバーズかtotoで遊んでいれば良い。
 馬券の売上に反比例して、今年のG1レースには名勝負が多い。今日のジャパンカップのゴール前も、実に見応えのある叩き合い(画像)だった。あのペースで先行して粘りこんだウォッカは、競走馬として賞賛に値する。俺の予想では、ウォッカが東京コースと抜群に相性が良いことはわかっていたが、年々マイル指向が強まっていただけに完全に軽視していた。不甲斐ないのひと言である。
 この時期になると毎年こんなことを書いているが、俺の給料とボーナス、また下がるんだってさ。こんな愚痴をこぼすと大概「もらえない会社もあるんだから」とか言われるが、下を見れば果てがないし上を見ればキリがない。よその会社がどうであろうと俺は俺である。カットされれば「こん畜生!」と声を荒げて言いたい。
 俺は臆病者で恐がりなのだ。内藤大助vs亀田興毅の試合を見ようと思ったが、序盤で内藤大助の鼻がぐしゃっと潰れてからは直視できなかった。この試合、注目度は高いが、長谷川穂積のボクシングと較べればレベルはぐんと落ちる。長谷川穂積の驚異的で芸術的なボクシングを見てしまうと、それ以外の日本人ボクサーの試合に興味がなくなってしまう。しかし、ゲスト席にくりぃむしちゅー上田晋也が招かれていたが、実況アナが話を振るときに「芸能界きってのボクシング通で、ボクシングジムにも通っているというくりぃむしちゅーの上田さん?」といちいち前置きするのはウザかった。テレビの前の俺ですらウザかったんだから上田本人は相当ウザいと思ったはずだ。
 同級生に常識がないのか、はたまた俺が型にハマりすぎるつまらない人間になってしまったのか。同級生からハガキが届いたが、文面が馬鹿丸出しだった。「祖母が亡くなったから新年のご挨拶はできないけれど、何もないのは寂しいから年賀状をもらうのを楽しみにしています」という内容。目の前にいたなら「はぁ?あんた誰?」って言ってやりたい。そんなハガキわざわざ出さずに、届いたものに対して寒中見舞いというカタチでしれっと返事でも出せばいいのに。
 事業仕分け人について、たけしが「これで蓮舫が風呂にでも入れば、まるで水戸黄門を見ているみたいだ」などと言っていた。口を開けばやはり芸人である。
 触れてはいけないことや無いことになってるものを、どんどん文字に起こしていくのがこのブログの要である。つまり、就任以来鳩山由紀夫は何もしていない。
 俺も何もしていない。
 …二日酔いの坂道に、髑髏の灯りの点るのは、厭世病者の見出した、エレキテルかも、嘘じゃない