松井秀喜から学ぶこと

tetsuo_hara2009-11-13

 「女心と秋の空」とはよく言ったもので、このところ空模様の移ろいが激しい。底がやたらと厚い俺のラバーソウルも、晴れた日は素軽いが、雨の日はずっしり重く感じる。
 ケータイ各社が冬モデルを発表しているが、今のところdocomoから他社に乗り換える気はないのでdocomo製品だけマジマジとチェックする。そんな中、俺の目に留まったのは富士通のF-04B(画像)。これ、見ての通りディスプレイ部分とボタン部分を完全に分離して使用できるセパレートケータイなのだ。分離することによって、キー側で通話しながらディスプレイ側でカメラ撮影したりワンセグ視聴(テレビを見ながら通話というのは些か相手に失礼だが)したりできてしまう。ただ、相当ゴツいらしいので、購入の可否は実機を見て判断したいところだ。
 セパレートケータイのみならず、世の中どんどんワイヤレス化されつつある。数年後には、電子レンジ等の家電ですらコンセントいらずになるとか。コードが絡まったりする煩わしさが大嫌いな俺は、ワイヤレス化には大賛成である。いっそのこと飯食ったりうんこしたりするのもワイヤレス化されればいいのに。
 ワールドシリーズMVPに輝いた松井秀喜はシリーズ中のコンディションについてこのように話していた。「体の状態の良さは実感していたが、状態の良いときほど、つい悪球に手を出してしまいがちである。だから、ひたすら甘い球が来るのを待つよう心がけた」と。俺の仕事も同じようなもので、体調が良くて頭の回転が速いときほどケアレスミスを出してしまいがちである。だから念入りに書類をチェックする必要がある。そして健康面についても同じことが言える。体調が良いときほど日々のケアを怠ってしまうから、油断せず摂生した生活を送らなければならない。ついでに言わしてもらうが、男には人生で数回、フェロモンが出まくる「モテ期」が訪れる、というのが俺の持論である。この時期は、光に虫が集まるかの如く女性が寄ってくるので、つい悪い女に手を出してしまいがちである。正しい審美眼を持って生涯の伴侶を吟味すべきである。
 この秋から、とあるプロジェクトのメンバーになった。今日は3度目の会議だったが、まるで学級委員会でもやっているみたいに仕切り役のテンポが悪い。会議中、何度イラッとしてラバーソウルで蹴り倒したくなったことか。
 …柘榴模様の太陽が真っ赤に熟れて堕ちるのは、酔いどれまなこの生み出した万有引力、夢じゃない