緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ

tetsuo_hara2009-10-08

 DSのファミスタは選手収集も粗方済み、理想的なチームが出来上がった。チーム名は勿論「棚倉マッチョマン」。今回は打者を討ち取るのが非常に難しく、打高投低の色合いが濃い。パワーヒッターばかり揃えるのも良いが、俺は俊足堅守というタイプが好きで、それに巧打が加われば申し分ない。そういう意味ではヤクルトの青木はベストプレーヤーである。青木を3番に据え、1番は赤星で2番はライオンズの片岡。1番から3番まで足の速い選手を並べてみた。バントが転がればほとんどヒットになるほど足の速い赤星は反則に等しい。投手は、速球をコーナーに投げてカウントをとり、フォークボールで仕留められれば気持ちが良いのだが、フォークボールが落ちないとホームランされるリスクが高い。そのため左右の曲がりが大きいピッチャーが重宝される。全てにおいて能力が高く、左右どちらの曲がりも大きい岩隈が投手陣の軸か。外野に肩の強い選手を置くと頼もしい。ライトゴロでアウトを取れたときは痛快である。
 リアルプロ野球では、経営母体がIT企業同士の楽天ソフトバンクの2位争いに注目している。CS進出をほぼ手中に収めたあとも「仙台でCSを戦いたい」として消化試合ですら世間の関心を集めてしまう野村監督はさすがである。カーネルの呪縛が解けたはずの阪神だが、真弓監督は人が良すぎてどうもだめらしい。人間としてはパーフェクトだが、監督してチームを強くするには向いてないとか。
 先日、TSUTAYAを徘徊していたら「2枚で千円」というワゴンがあって、ウイイレの古いのがあったからつい買ってしまった。ユニフォームは緑と赤のポルトガルカラーで、チーム名はこちらも「棚倉マッチョマン」。胸に輝く「Tanagura」のロゴ(画像)が神々しい。来月、PSPサカつくの新作が出るが、それも買ってしまいそうだ。きっとまた「棚倉マッチョマン」なんて名付けるんだろうなあ。
 リアルサッカーでは今日、代表の香港戦が行なわれた。近年は国際試合で楽に勝てる相手はいないと言われるが、そうは言っても香港はあまりに格下すぎた。山本昌邦さんの解説はいちばん良い。語り口が冷静で上品だし、話の内容も、結果が出るに至った根拠を単純な四則演算のように説明してくれるから非常にわかりやすい。選手個々のストロングポイントはたくさん喋るが、批判をほとんどしない。セルジオ越後とは正反対である。今日の日本代表は、パスをつなぎながら攻撃するのでボールに人が集まるから、ボールをロストしてもすぐにプレスをかけて取り返せる。即ち、攻撃と防御が一体化しており、機能美みたいなものを感じた。強国相手に通用したなら大したものである。突如覚醒した石川直宏が点を獲るところを早くに見たい。
 今日は台風が日本列島を縦断しやがった。俺の住むあたりはこれといって被害はなかった。台風が来るとなぜかわくわくするが、それにはちゃんと理屈がある。台風が来ても良いように体と心が準備に入ると集中力が高まり、脳内に興奮物質が分泌されるらしい。人間って集中すると興奮するようにできてるんだってさ。
 通称"二本松のズラタン・イブラヒモビッチ"は、あるイベントで42歳の新聞配達員に負けたことを気に病み、会社を早退した。メンタルの弱さは致命的で、フォローしてもしきれない。これ以上、手に負えなくなれば、あとは心療内科の先生に託すしかない。
 …修羅の剣山生けるのは、忘れじの君、鬼あざみ。四五九町歩の土塀には、処女のかんざし眠るとか