勤労の夏、日本の夏

tetsuo_hara2009-09-18

 仕事をしなくなってから2週間が経過した。自由に動き回れるのならこれほど嬉しいことはないが、体の自由が利かないので、軟禁生活みたいで退屈だ。NHK教育テレビでも見て教養をつけようかと思ったが、番組がハイビジョン化されていないので映像が質素。これでは折角の美人アシスタントも台無しと思い、一瞬で見るのをやめた。退屈しのぎに購入したファミスタも130試合を消化してシーズンを終えた。あとは、900人を超えるすべての選手をコンプリートするのが目標か。たしか今日は給料日のはずだが、労せず給料を貰うというのは実に気が引ける。思えば、実物大のガンダム(画像)を見るなど遊びまくっていた夏だったが、あの頃は仕事もそれなりにしていた。
 保釈金の工面に失敗したとか、鳩山内閣の組閣に合わせて保釈日を調整したとか憶測が飛び交う酒井法子被告の一件だが、酒井被告の保釈金が500万円で、夫の高相被告の保釈金も500万円。二人合わせてたったの1,000万円ぐらい俺が貸してあげても良かったのに。
 今クールのドラマも続々と最終回を迎えている。鉄板はシリーズモノの救命病棟24時。今回はユースケ・サンタマリアが汚れ役を演じており、救命医療の在り方や問題点を問う作品となっている。このドラマ、次週予告の作り方がえげつない。ナイフで刺されたものの軽傷で済んだ進藤医師を、さも重体のように予告したり、小島医師の母が亡くなったかのように映像をつないだりして視聴者を困惑させる。いざ、本放送を見てみると拍子抜けすることが何度かあった。それから、"こども店長"こと劇団ひまわり所属の加藤清史郎氏が好演している任侠ヘルパーもなかなかおもしろかった。暴力団の世界に介護ヘルパーの仕事をくっつけるのにはかなり無理があり、全体を通して見ると滅茶苦茶なストーリーだが、一話一話を断続的に見ればそこまでの違和感はない。終始、加藤清史郎の名演技に引っ張られた感があるが、草なぎ剛(なぎは弓へんにぜんら)や黒木メイサらも意外と役に入り込んでいた。それから、最後の最後で私服姿を見せた仲里依紗にブレイクの兆しを感じた。
 …刀は人を斬るものだけれど、鞘がなければ差せなくて。鞘は気高いものだけど、刀がなければただの筒。俺は刀で君は鞘。抜いたり、差したり