みんなのうた

tetsuo_hara2009-09-11

 "食欲の秋"と言うが、旬の果物は食べたものの、まだ本格的な秋の味覚を味わってはいない。食べ物とは不思議なもので、そのときの腹の空き具合とか気候とか風土によって、何気ないものでもとてつもなく美味しく思える時がある。そういう意味では、残暑厳しいお台場で食べたオカレモンソフト(画像)はおいしかった。タイミング的に完璧だった。
 日本代表の今回のオランダ遠征について。すっかり今が旬の本田圭佑の陰に隠れてしまったが、点を獲れるMFとして今期、突如覚醒した東京FCの石川直宏を選出してほしかった。ガーナ代表については、ガーナのサッカーがアフリカ最強だとすれば、アフリカのサッカーレベルもアジアのそれと同じように欧州の3、4歩うしろを歩いていると思わざるを得ない。
 NHK教育テレビを見ていたら、みんなのうたで「おじいちゃんていいな」という曲が流れていた。孫の視点から祖父のことを歌ったものだが、サビの部分では"仕事に行かなくても、勉強しなくても、誰にも叱られない"などと手厳しく描写している。休暇中の今の俺は、まるでこの歌に出てくるおじいちゃんそのものである。
 …名前も知れぬこの星は、名前もいらぬ人ぞ住む。服は鈍色、身は黄金。楽の音をもって会話する。争わず疑わず絶えることない頬笑みと、愛し合い歌い合い変わることない平穏の、何て静かなこの宇宙。何て小さなこの僕だ