鉄男、重傷

tetsuo_hara2009-09-09

 先週の金曜日、出張先での話。ふとした拍子に階段で転倒し、頭部、右上腕部及び右膝を踊り場の壁に痛打した。頭部と右上腕部は単なる打撲だったが、右膝はひどく腫れている。レントゲンにはっきり写ってはいないが、骨折もしくはじん帯損傷の可能性があると言う。当該部分に注射針を刺してみると、案の定血がたまっていた。膝そのものに痛みはそれほどなかったが、注射針を刺されると痛くて仕方ない。「もう一本いけるかな」「もう一本いけるかな」と平気で血を抜きまくる医者。結局、注射器2本半も血を抜かれた。そのまま、別の病院の救急外来を受診したが、右足の皿の外側に骨折の疑いをかけられ、思わぬところから4週間の休暇が降って沸いた。
 膝の怪我は固定して放っておけば良いのだが、事故の二日後にむち打ちの後遺症と思しき症状が出る。吐き気を伴う眩暈におそわれ、これがとても辛い。眩暈は徐々に軽減しているものの、それに悩まされながら今日に至る。この手の怪我は、社会人になってからは初である。
 こちらとしてはお断りしたい限りだが、仕事中の事故ということで関係者が我が家に来るわ来るわ。もしかして、実は俺死んじゃってるんじゃないかってぐらい人が来る。静かに休みたいのに、お偉方衆が来ると休まるものも休まらず、治るものもさてどうしたものやら。まあ、あちらは善意でおいでくださってるわけだからありがたく思わなくてはならないのだが。
 日本代表対オランダ代表の強化試合を見るにつけ、日本の選手はサッカーが45分で決着するとでも思っているのだろうか。あのペースで90分もたないのは誰の目にも明らかである。昔、大逃げを打つも決まって最後の直線で捕まるツインターボという馬がいたのを思い出した。
 ますます勢いを増す新型インフルエンザ。言うまでもなく、予防策としては「うがい」が有効なのだが、中でも「カテキンうがい」なるものがたいへん効果的らしい。カテキンと言えば緑茶。朝起きて、まず一煎目をゆっくりゆっくり味わって飲む。そして、最もカテキン成分が抽出されやすい二煎目を携帯式のタンブラーなどに入れて持ち歩くのだ。飲料水兼うがい用として、喉が渇けば飲んでも良いし、人混みを歩いたりした時はうがいに使う。流行りものには目がない俺だが、病気だけは御免である。
 可愛がっているプーチンのケータイストラップ(画像)だが、10日ほど前に右足を紛失してしまった。添付画像を見ればおわかりのように、まるで、俺の怪我を暗示するかのように右足がもぎれている。もしプーチンが右足を失わなければ、俺の足はもっと悲惨なことになっていたかも知れない。プーチンは、俺の身代わりになってくれた。と、ポジティヴに捉えている。ちなみに、プーチンが抱いているのはオカマのひよこの"コマネチ"である。
 …月の兎も跳び廻り、馬頭星雲そこまで駆けっこ。有為の奥山けふ越えて、2億光年乙女座辺り。花も恥じらう手弱女に、星の冠捧げよか。天の河では水を浴び、泳いで行ける、どこまでも