虐待グリコゲン

　それほど気には留めていなかったが「エヴァンゲリオン新劇場版：破」の評判がすこぶる良い。予定されている続編「エヴァンゲリオン：Ｑ」もこのテンションのまま突っ走って完結すれば、５０年後も語り継がれるような大傑作になりそうだとか。そこまで言われるとちょっと観てみたくなってくる。画像は、高速道路限定のエヴァンゲリオンドリンク。中身はピーチとマンゴーだったかな。
　今日は７月１０日の語呂合わせで納豆の日。納豆の消費量が最も多い都道府県は水戸納豆で有名な水戸市のある茨城県かと思いきや、隣接する我が福島県だそうだ。かく言う俺も、朝飯の納豆率は７割の上である。納豆を語る上で特筆すべきことは、他の食品との相性の良さである。ネギを筆頭に、オクラ、梅、イカ、キムチ、卵、野沢菜、マヨネーズと数え上げればきりがない。喩えるならば吉川晃司と布袋寅泰が組んだ「COMPLEX」（当時のPVは、ホワイトバランスがすごい）みたいなもので、納豆自体が個性の塊りなのに、それにまた個性の強い食べ物を混ぜてうまくいってしまうのだから驚きである（COMPLEXがうまくいっていたかは疑問だが）。さらに、椎名林檎が"モルヒネ"という曲のなかで「うちには納豆があります。あたしにはグリコゲンがあるし」と唄っているように、栄養価もグンバツである。まさに納豆は奇跡の食品なのだ。
　シャワーを浴びていたら湯が右の耳の穴に流れ込み、機能不全となった。とりあえず普通に出社して普通に仕事しているふりはしていたが、右耳だけとはいえ音が遮断され頭もぼーっとして気分がすぐれない。脳圧でも上がったんじゃあるまいか。たまっていた耳垢が、湿気を得たのをきっかけに奥で固まって穴を塞いだのかも知れない。念のため１時間早退して耳鼻咽喉科で診察してもらうことにした。我慢して仕事を続けていると、心配をよそに16時が近づく頃には耳はほとんど治ってしまった。されど１時間休みをもらった手前、一応診察は受けることにして耳鼻咽喉科へ。ここまでの経緯と症状を医者に伝え、耳の中を診てもらったら「今は何もなってませんね。心配いりません」だって。拍子抜けするも、人間の心理とは不思議なもので、せっかく来たのだからどこか不具合を見つけて欲しいと思ってしまい「耳垢が穴を塞いでたりしてませんか？」などと聞いてみたが「キレイに鼓膜まで見えてます。耳垢？　ありません、ありません」と医者。受付係に「鉄ちゃんはシャワー浴びすぎるのよ」とまで言われ、赤恥をかいたが、早めに会社を脱けだせたし、まあいいか。
　ビデオリサーチ社の調べによると、２週連続で視聴率ランキングのトップとなったのははフジテレビ系のクイズバラエティ「ネプリーグ」だった。なんと、この高視聴率番組を福島県では何週間か遅らせて別の時間帯に放送しているという事実がある。では、ネプリーグの本放送がある時間に福島テレビで何を流しているか。勿論そう!!「弦哲也のカラオケグランプリ」だ!!　これについては何度も苦言を呈してきたところだが、もはやローカル局のアティテュード云々を述べる気にもならず、ただただ劣等感と地域格差を感じるばかりだっぺ。
…２年半動いてないプリンター。冬の朝、上下スウェット、延びたリブ。向かうパソコン、レイヤー重ねまくった年賀状、試し刷り中に動作不良