雨の西麻布

　４週間経ったしそろそろいいか、と思って美容室へ行き、「ここをもう少し」「あの辺をもうちょっと」などと注文をつけまくっていたらこんな仕上がりになった（画像）。まるで丸刈りが伸びたような感じで、思い描いていたスタイルとは随分違う。ほどほどって難しいんだよな。
　Ｗ杯出場が決まった日本代表。消化試合に等しいカタール戦はひどい有様だった。遠藤と長谷部の両ボランチが不在だったことに加え、コンディションの問題、モチベーションの問題、カタール寄りのジャッジ等いろいろな要因が重なったのだろうが、中でも遠征によるコンディション低下は顕著だった。ミスも多く、どこか集中力が散漫で。ただ、"売り"である速いパス回しが機能しないのであれば、遮二無二パス＆ムーヴでボールを失うよりも、無理せずゆっくりボールを回してキープ率を上げるなど局面に応じた戦い方をすれば良いだけの話じゃないかって思う。それにしても、なんと関心の低い試合だったろう。カタールにＰＫを与えたシーンで「しかしぃー、レフェリーも簡単にＰＫを与えますねー」と他人事のように解説するのは木村和司さん。テンションが上がったときに飛び出す広島弁も、この日は当然聞かれなかった。
　今年はほぼ平年並みの梅雨入りを迎えたが、梅雨時に気になるのは馬場コンディションである。"道悪巧者のステイゴールド産駒"とはよく言ったもので、雨が降った先週土曜の府中競馬場はステイゴールドの仔が多く馬券になっていた。特に、ワン・ツーフィニッシュを決めた５Ｒは馬連１２万円という超高額配当。馬場状態さえ読めていれば今頃は、と悔しい思いをしている。ちなみにステイゴールドの仔が道悪を得意にしている理由は、母方に欧州スタミナ血統のディクタスが入っていることに加え、産駒に小さい個体が多い（＝馬体重が軽い）ので、雨で柔らかくなった馬場に脚をとられるロスが大型馬に比べ少ない点などが挙げられる。
　…休憩あけてすぐに後半戦。吸わせて下さいもう少しだけ。今夜は帰らない、帰りたくもない。ハッカ煙草ふかしてムーンライト。ザ・ベストテンの常連視聴者。スポットライト浴びるまでドント・ストップ。あの三叉路で、ワン・ツー・スリー。ポップ、地味。オレはわりと好き