ロジ、載冠

tetsuo_hara2009-06-03

 ドラマ「白い春」は、ここまでの平均視聴率が12.15%と、最近のドラマとしてはまずまず健闘しているほうである。序盤は敵対していた阿部寛遠藤憲一が打ち解けていく様子に懐かしさを覚えたのは、思春期に夢中になった少年ジャンプの"正義・友情・勝利"という方程式に、白い春のストーリーが当て嵌まるからかも知れない。阿部寛が、バッファローマンや伊達臣人と重なって見えたのだ。ちなみに視聴率12.15%の内訳は、白石美帆のロケットおっぱいが3.15%と、ロリコンのみなさんが大橋のぞみ目当てでチャンネルをフォーカスする9%の合計である。
 通称"八山田のディディエ・ドログバ"を見かけたので「おやじ!」と声をかけたところ、声をかけて数歩進んでから立ち止まりこちらへ戻ってきた。耳に入った言葉を脳が理解するまでに、数十秒かかるってことだろうか。
 日本ダービーは、今年絶好調の横山典弘騎手騎乗のロジユニヴァースが不良馬場を制して優勝した。2着のリーチザクラウンに騎乗したのは、ここ数年めっきり精彩を欠くあのお方である。あのお方とは何を隠そう武豊騎手のことだが、精彩を欠いているとは言え、昨年は定位置のリーディングジョッキーを獲得し、今年もここまで全国リーディングで3位につけていることを考えれば、さすがというべきか。
 キリンカップのベルギー戦はスコアこそチリ戦と同じ4−0だったが、内容的には中盤ががんがんゴール前へ攻め上がるチリ戦ほどエキサイティングではなかった。まあトップ下でいきいきとプレイする中村憲剛を見れたのは良かったが。しかし、これまでの代表戦では「打て!」と心の中で叫んでもシュートを打ってくれなかったが、チリ戦以降は「打て!」とこちらが思う前にシュートを打ってくれるのでストレスがたまらなくて良い。ビッグマウスが災いして北京五輪のときは叩かれまくった本田圭佑だが、この頃はビッグマウスに実力がともなってきたからうっすらとカリスマ性すら漂っている。どうでも良いことだが、チリ戦のときサポーターの横断幕に「ドカベン香川真司」というものがあったが、それは香川違いだろ、と激しく思った。
 …言いたいだけのリスクマネジメント。呼び込む偶然とアクシデント。時には起こせよ、ムーブメント