お茶の間に、プロ野球が戻ってきた

tetsuo_hara2009-05-28

 我が家の茶の間と台所と祖母の部屋にも地デジ対応テレビが入り、俺の部屋と合わせて4台が地デジ化された。弟のパソコンのチューナーもカウントすれば5台か。BSの民放局を併せるとチャンネル数が倍以上となり、ザッピングする父の手は忙しい。まあ、結局行き着く先はプロ野球中継なのだが。
 一時期、頭にラインを入れることに凝っていたが、いい加減暑いので直バリで刈ってみた(画像)。自分撮りは難しい。
 キリンカップのチリ戦を快勝した日本代表。常にこのようなサッカーが出来れば「岡田で大丈夫か?」と言う人も居なくなるだろう。俺が思うに、勝因はシュート意識の高さである。これはオランダ2部リーグで16ゴールを上げ、MVPを受賞した本田圭佑によるところが大きい。本田圭佑は「1試合で5本のシュートを打つ」という気持ちでオランダリーグを戦っており、今回のチリ戦でもシュートの意識が非常に高かった(合計7本)。「日本人はなぜシュートを打たないのか?」と言うタイトルの本まで出版されるほどシュート意識が低い日本選手だが、本田圭佑の代表加入で、これまで日本代表に圧倒的に欠けていたものが補われたと言ってよい。
 サッカーから大きな出来事をもうひとつ。欧州チャンピオンズリーグの決勝が行なわれ、バルセロナマンチェスター・ユナイテッドを下してチャンピオンの座に就いた。個人的に応援していたのは、準決勝でマンUに敗れたアーセナルである。ベンゲル監督のパスサッカーは美しいし、セスクやアルシャヴィンウォルコットなど若手中心のメンバー構成を見ただけで胸が躍る。クラブワールドカップではバルセロナが来日することになるが、マンUは去年見たので、今年は別のチームで良かったと思う。しかし、百戦錬磨のファーガソン監督を、就任1年目のグアルディオラ監督がいきなり負かしたというのも興味深い。メッシやボージャンなどの若手もさることながら、プジョルやアンリらベテランのプレイにも注目したい。
 ドラマ「BOSS」は、番組冒頭で犯人が誰なのかを視聴者に明かし、それをプロファイリングによって紐解いていく、という刑事ドラマとしては珍しい手法をとっている。離婚弁護士のときにも思ったが、天海祐希にキャリアウーマンの役をやらせたら右に出る者はいない。
 今クール、欠かさず見るのは「白い春」である。実の父親役の阿部寛と、育ての父親役の遠藤憲一。絡まり合う二人の関係からは毎週目が離せない。敵対し合う二人だが、遠藤憲一が営むパン屋で阿部寛が働くことになってしまい、この展開には見事に意表を突かれた。良い父親役を好演する遠藤憲一と、不器用な元ヤクザを怪演する阿部寛。そして、ドラマを台無しにするかのような白石美帆の猿芝居。物語はいよいよ佳境を迎える。
 来週は、クラシックの最高峰・日本ダービーである。買い目は8割方決まった。
 …ハイパーではない方のクリエイター。たまには賑わせたいマスメディア。散歩とTV鑑賞の間、激務こなすパートタイマー