邪推

tetsuo_hara2009-05-24

 大した内容ではないものの、先週は出張が2回入っており神経をすり減らした。とりあえず5月〜6月のヤマを一つ越えたという感じ。おろそかにしていたことも、ようやく捌けそうである。
 青森県に倉石牛というブランド牛がある。肉牛の品評会で数々の賞を受賞しているが、生産量は年間わずか300頭程度とレア度が高い。先日、その倉石牛を出してくれる店に行ってきた。倉石牛の看板を掲げているくせに、カルビは品切れと言われ少々落胆したが、年間300頭しか生産していないのだから無理もない。というわけでロース(画像)を焼いて食べた。米沢牛の場合は、ひたすら贅沢な食事を与えられてぶよぶよに太った牛、という感じの柔らかい肉なのだが、倉石牛は、比較的に肉質がしっかりしていて、鍛えられたアスリートという印象を受けた。芳醇な旨味は甲乙つけ難い。
 昨日は、スタッフ全てがインド人という本格的なカレー屋へ行ってきた。カレーの香りとお香の匂いで満たされた店内で出されたのは、ふかふかのナンである。よその店で食べるナンがペタペタの貧乏布団だとすると、この店のナンはまるで高級羽毛布団である。ふかふかした食感と程よい甘みは絶品であった。肝心のカレーのほうは、口に入れた瞬間に、色々な種類の味が放射状に広がるような感じで、他店とは深みがまるで違う。おそらく投じられるスパイスの種類がものすごく多いのだろう。辛さは5段階から選べて、俺はミディアムにしたが、ナンの甘さとカレーの辛さのバランスが非常に良いと感じた。俺がこの店でした唯一の失敗は、退店するときに「ナマステ」(インド語で感謝の意)と言い忘れたことである。これから暑い季節を迎えるにあたり、また食べたくなること必至であり、ナマステはそのときに言おう。
 これは去年、大ボスから聞いた話なのだが、イチロー選手はカレーが大好きで一日3食カレーを食べるそうだ。だからイチロー選手の体からはニンニクの臭いがぷんぷんするらしい。ここからは俺の推測だが、イチロー選手はあまりにもニンニクの臭いが酷すぎて、奥さん(元TBSアナ福島弓子)から"夫婦の営み"を拒絶されるから、だから子供ができないんじゃないだろうか。
 中古ショップでボンジョヴィのアルバムを300円で入手した。リッチー・サンボラがやたらエッジの効いたギターを弾いていて、一瞬ギョッとしたが、内容はなかなか素晴らしく、2500円であろうが300円であろうがボンジョヴィはボンジョヴィだった。
 …オープニングは鉄男発信。本人確認済みライミング。自分のタイミング、続く出張。目一杯スイング、新たなるビギニング。スムースな言葉のオペレーター、クソ真面目なO型のアジテーター。星座は羊で泣き声はメェだ。身の程熟知したエンターテイナー