散弾銃がくさったハートを粉々にしてくれたんだ

tetsuo_hara2009-01-31

 タイトルの「散弾銃がくさったハートを粉々にしてくれたんだ」とは連歌で言えば上の句みたいなもので、そのあとに「かけらは全部、ハゲワシのエサになって砂になった」と下の句が続く。
 ワイルドなハイカット(画像)を見つけ、一目惚れした。スニーカーが増えてきたので、古いものを思い切って処分した。履かない古い靴を捨てるのは風水上とても良いらしい。風水の信者ではないが、新陳代謝と風通しが良いと気持ちが良い。
 会社のオカマ疑惑のある中年男性は、質問の答えが的外れなので困る。答えの焦点をぼかし、かわりにわかりきった話を延々とする。いかにも長生きしそうなタイプだ、あれは。
 プロゴルファー猿みたいな顔をした小男が喉の違和感を訴えたときのオカマは、オスに求愛するメスみたいなか細い声で「一人で風邪をひくのは勝手だけど、集団感染は堪忍だっぺ。移さないようにするだっぺ」と、毒を吐いていた。あれは長生きする。百まで生きるタイプだ。
 あまりニュースで取り上げられていないが、新黄金世代の呼び声も高いU-17サッカー日本代表が1月24日にブラジルと2対2で引き分けた。日本の得点は、いずれも宇佐美貴史のものである。アトランタ五輪で日本がブラジルに勝ったときは「マイアミの奇跡」と大騒ぎになったが、今の日本はあのときの日本とは違う。今の日本がブラジルに勝ったとしても、それは"奇跡"ではなく単なる"番狂わせ"としか言われないだろう。
 契約に次ぐ契約、交渉に次ぐ交渉で一日の約半分は電話の受話器を握っている。予言者か、エスパーか、電話する前から相手の答えは粗方予測できるし、電話の声だけで相手の表情まで想像できる。変化球にだって対応可能である。実力がつくときの"メキメキ"という音が聞こえる。
 本社の12階から身を投げた人がいると小耳に挟んだ。「ここから落ちても死ねそうもありませんし、わたくしは飛び降りませんから安心してください」。俺の部署は、4階建ての社屋の1階である。
 …つまりはいつものように過ぎるということ。或いは音を立てて崩れそう。思い出したくもないこと、思い出になってた。言葉じゃ簡単なんだけど、ほら