西からのぼったお日様が東へしずむ

 タイトルの「西からのぼったお日様が東へしずむ」とは連歌で言えば上の句のようなもので、「これでいいのだ、これでいいのだ」と下の句が続く。 隠された下の句と下の毛を見つけるのは男の喜びである。
 仕事をするうえで月曜日ほど辛いものはない。まるで3日目の二日酔いのようで、的外れな言動を繰り返す俺は、大ボスに「大丈夫か?」と言われるほどだった。
 清掃の日、気を遣ってオカマ疑惑のある会社の同僚のゴミ箱をきれいにしてやった。ビスコを数袋食べた形跡があったので、女装だけじゃなくて幼児プレイの趣味もあるのかも、と思った。
 加藤茶高橋まことと優れたミュージシャンを輩出してきた福島県が、サンボマスターGReeeeNAqua Timez(のベーシスト)と、ここ数年の音楽シーンを活気づけている。いわゆるメタルキッズだったいわき市出身のOKP-STARは、かつてヴォーカルの太志に「これを聴けば世界の半分はわかるよ」とパンテラのアルバムを貸したことがある。そのときの太志の感想は、「全然わからない」というものだった。もし太志が少しでもパンテラを理解していたなら、Aqua Timezの音楽性は今とは全く異なるものになっていただろう。
 ネットを徘徊していたら、「満員電車内でのオナラを罪に問うことはできるのか!?」というコラムを見つけた。公衆の場で糞尿をすれば軽犯罪法にひっかかるが、屁の場合は故意であろうがなかろうが軽犯罪法に問われることはないらしい。さらに、自治体で独自に制定する迷惑防止条例にも抵触する可能性はきわめて低い。俺の中で足枷が外れる音が聞こえた。
 赤塚不二夫トリビュートCD。参加ミュージシャンを見れば見るほどほしくなる。
 

 …あかく染まっちゃう、夢見し夜のコレクション。本当は誰の事も信じたくないのだろう? ねぇ、僕の目を醒ましてくれ。めまぐるしく世界は動く。ただ動かないのは二人のたつ場所。隣の木を削って生きてく事が、これほどまで楽だとは