時速400マイルの1時間35分。結局着いたのは、湖だった。

tetsuo_hara2009-01-14

 今クールの月9ドラマ「ヴォイス〜命なき者の声〜」は法医学がテーマで、初回がなかなか面白かったので今後も観てみようかと思った。もう色恋モノ(とくに純愛モノ)は出尽くした感があるので、これからはどんどんこういうものを制作してほしい。フジで過去に放送されていた「きらきらひかる」というドラマに似ていると感じたが、あっちは女性監察医を扱った内容だったか。それにしても瑛太(画像)は耳がでかすぎてサルにか見えない。
 BSで放送された「みんなロックで大人になった」のヘヴィメタル編は、ブラックサバスのアルバムタイトルに引っ掛けて"Never Say Die"というサブタイトルがつけられた。たしかに、パンクが一過性のムーヴメントだったのに対して、ヘヴィメタルは進化を遂げながら今なお生き続けている。制作したイギリスBBCテレビは番組の作り方が上手だ。
 ふと思い出したが、昨年の紅白歌合戦ではTOKIOの歌がいちばん下手に聴こえた。たしか椎名林檎が提供した曲だったはず(金太郎飴のように、どこを切っても椎名林檎っぽい曲だ)だが、もともと上手ではない長瀬智也に、椎名林檎が難しい曲を書いてハードルを上げてしまったことに原因がある。林檎本人が歌えばいいのに。
 BSでモトリー・クルーのライヴが放送されていたが、これがショウマンシップに溢れたステージで、すごくエキサイティングだった。ドラマーにはスポットが当たりずらいが、モトリー・クルーの場合、その一般論は当てはまらない。トミー・リーにはドラムソロの時間が用意されており、ワイヤーでステージを飛び回り、時にパワフルに、時にインダストリアルにドラムセットやパーカッションを叩くのだ。番組ナビゲーターのクリス・ペプラーモトリー・クルーにドンピシャの世代で、イケメン揃い(ヴィンス・ニールは太くなったが)ながらもミュージシャンシップが非常に高いバンドと評していたが、まったくその通りである。ちなみにトミー・リーはモデルで女優のパメラ・アンダーソンと結婚していた時期があるが、あんなに格好良いんだからパメラ・アンダーソンが惚れるのも無理はない。トミーと離婚後のパメラ・アンダーソンは、キッド・ロックと結婚するが数ヶ月で離婚。さらにその後、パリス・ヒルトンの元彼と結婚したものの、婚姻取り消しの申請を行なっている。
 いよいよ冬たけなわとなり、棚倉村へ降り注いだ雪は路面を凍結させた。普段は45分ほどで職場に到着するが、今日は倍以上時間がかかってしまった。本格的な着雪は今回がほぼ初めてで、周りのドライバーが臆病になっているせいか、必要以上にノロノロと走っていたように思う。普段よりも早く出発したが、こうも渋滞していてはもうお手上げである。「でも遅刻は遅刻だぞ!」。「はい」。
 …変わらないならもう一度。"ほんの少し"をもう一度だけ。変えられない風はいつも通りすがりにこう言っただけ。「終われない旅に必要なもの」。どこへ行こう