正月の過ごし方

tetsuo_hara2009-01-05

 例年に比べると今回の年末年始の休暇は長かった。毎回のことだが、休みに突入するやいなやバタバタと年賀状を作成し、それを終えると間髪入れず仲間内の飲み会が1回ぐらいあったりする。年が明けると慌しい年末の反動で朝寝朝酒朝湯を繰り返し、ダラダラと過ごす。休暇が長かろうが短かろうが、俺の場合は中身は結局同じなのだ。
 仲間内の飲み会は、アットホームな雰囲気と厳選素材が"ウリ"の飲み屋で行なわれた。そこのママに「あんた、いい顔してるね、あたしそういう顔が好きなのよね」などと言われ、調子に乗って酒が進む。そんなにいい顔ですかね、この顔(画像)が。
 年賀状は、本物志向の昨年から方向性は改めたものの、今年もやりたい放題やらせてもらった。わいせつ物陳列罪スレスレだし、FBIからマークされかねない文面である。
 神社に参拝しておみくじをひいたところ「吉」が出た。良くもなく悪くもなく、また、ある部分は少しだけ良く、ある部分は少しだけ悪い。これを、自分の力でどのぐらい良い年に変えられるか。今からワクワクするぜ。
 チバユウスケThe birthday、元thee michelle gun elephant)が最も好きな映画と語った「ゴッドファーザーPARTII」。正月はこれを観て過ごすと決めていた。地上波はどのチャンネルもよく似た生番組ばかりだし、いっそ正月というものからかけ離れたものに浸るのも良いと思ったのだ。計り知れないほど壮大で深いストーリーだった。「愛と言う憎悪」とはこういうことなのかも知れない。
 今日は、9日ぶりとは思えないぐらい働いてきた。いつもの時間にいつもの場所でいつものように屁も放った。やっぱり、仕事あってこその休暇なんだなあ。
 …変わらない風は、いつも通りすがりにこう言っただけ。「終われない旅に必要なもの」。覚えとこう。まず支度。丈夫なバッグをひとつ。着替えと煙草。あんな興奮はもうない