誰かを愛せたあの時の気持ちでいつもいれたら

　テレビもラジオもクリスマスソングが蔓延しはじめた。俺の心のベストクリスマスソングは、ザ・イエローモンキーの「メリー・クリスマス」だが、残念ながらこれをオンエアされたのは聞いたことがない。よく耳にする３大メリクリソングといえば、ワムの「ラスト・クリスマス」と山下達郎の「クリスマス・イブ」、そしてマライア・キャリーの「メリー・クリスマス」である。マライアの場合はルックス面でも自信があるようで、自分の写真をアルバムジャケットにするケースも多いし、マスコミへの登場の際も露出の高い服（画像）を着ているのを多く目にする。でも俺、誰かに服を着せられた太ったメスゴリ【不適切な発言が見受けられたため管理者の権限により一部を削除しました】快である。
　会社のオカマ疑惑のある社員は、理由も述べずに「お休みいただきます」と休んだかと思えば、明くる日はディズニーランドのお土産を背負って出勤してきた。さすがに一人で行ったということはないが、誰と行ったのかについて未だに黙秘を続けている。とうとう秘密の女装クラブで、意中の女（男）性のハートを射止めたのかも知れない。
　友人の中でも飛び切り変態性の高い男がいて、一時期坊主頭にしていたことから"ボンズ"の異名をとっていた。彼の卑猥で過激な発言は、どこをどう切り取っても文字に起こせないほど酷いもので、しかも彼はデブ専である。そんな彼から、夜中の１時過ぎに突然「入籍しました」というメールが届いた。「相手は、人ですか？」と返信したが、その手の内容の返信は俺で２人目だったそうだ。ついに南極８号を購入した、とかそんなオチかと思ったので思わず「人ですか？」と返したのだが、ジョークでもなんでもなく大マジメに入籍した様子だった。"結婚できない男５人衆"に数えていただけに、意外過ぎてしばらく眠れなかった。
　…今、限界を超える、そのぐらい言わないと。描き出すもの、愛も欲望も全部絡まっていて