血統博士

tetsuo_hara2008-10-27

 仕事上仕方なく会社のホームページを作成・更新する役割を担うことになった。困ったことに、更新のいろはをプロゴルファー猿みたいな顔をした男から教わらなくてはならない。しかしプロゴルファー猿みたいな顔をした男の容姿は見れば見るほど滑稽である。人間として見れば気の毒としか言いようがないが、猿として生まれていればそれなりに可愛げがある顔をしていただろうに。
 ガツガツした女優がはびこる昨今、妙にしおらしく素敵な女性を見つけた。北欧の旅番組を見てファンになったその人は、黒川芽以(画像)である。この人が売れないようなら俺はこの国を諦めるよ。
 だいぶ話は遡るが、サッカーのウズベキスタン戦は最悪だった。戦術といえばヘディングの強い闘莉王と中澤をゴール前へ上げて、そこへロングボールを放り込むというただそれだけ。指揮官が眼鏡で出っ歯の日本人に替わってから、日本代表は確実に劣化した。もしかするとW杯の出場権獲得すら危ういと思う。
 フル代表はお粗末だが、17歳以下の世代は"新黄金世代"などと呼ばれ、ものすごい逸材がゴロゴロしている。中でも宇佐美貴史(動画の12番の選手)という選手はポテンシャルが特に高い。一番の武器はドリブルだが、フル代表でも十分通用してしまいそうだ。ロンドン五輪がとにかく楽しみだ。

 長谷川穂積について、日本人ボクサーで「これは強い!」と思わせたのは川島郭志以来である。人気先行の亀田兄弟や内藤大助は足下に及ぶまい。
 昨日は牡馬クラシック最終戦となる菊花賞が行なわれたわけだが、2着に15番人気のフローテーションが来て万馬券を演出した。フローテーションは父が長距離G1勝ちのあるスペシャルウィークで、母方にはスピードを持続させる作用のあるロベルト系の血が入っている。京都3000mにはピッタリの血統である。俺はこの馬に注目し、万馬券をゲットした。思い起こせば今年の俺は、皐月賞、ダービー、菊花賞と牡馬クラシックを全て的中させており、しかも3つとも万馬券である。これって凄いことじゃないだろうか。
 オカマ疑惑のある会社の同僚は、連日1時間遅刻(休暇届は出しているようだ)して出勤する。どうせ女装クラブの朝練でもあるんだろうと思いつつ、「通院でもしてるんですか?」と聞いてみたところ「まったくの私用。秘密、秘密です」と言われて気持ちが悪かった。その表情と口ぶりから、ははん、とうとう女装クラブでは物足りなくなって変態クラブの入会手続きでもしてるんだな、と読み取った。


 …薄皮のように斜交い模様に、剥いで繋いで。押し花のように染み込ませる。全ての頁に