Diary of a Madmanが本になりました

　このダイアリーを書籍化してみた（画像）。先日、北京五輪が行なわれたばかりだが、はてなでブログをはじめたのは2004年の６月で、アテネ五輪の直前という時期だった。当初は"腹鉄男"というキャラが確立されておらず、表記にゆれが見られたりもして恥じらしい限りだが、青臭ささの中にも変態ぶりとか助平ぶりとか狂人ぶ【中略】か奇人変人ぶりが滲み出ている。また、こだわりがなかったぶんサラッと書いているが、今はこだわりが強すぎるあまり文章を作るのにとても苦しんでいる。と言ったら大げさすぎるか。どちらにしても、やっぱり俺ってフツーじゃない。
　俺の2004年の夏頃の日記に、24時間ぐらいやる某チャリティー番組を批判する記述があった。引用すると「あのジョン･レノンですら愛で地球を救えないままマーク・デイヴィッド・チャップマンに暗殺されたのに」云々と書いてある。これがパクリじゃないとしたら、間違いなく才能の片鱗である。
　何はともあれ、活字化して読んでみるというのは良いものだ。
　…始まりを知った。新しい風を知った。本気でそう思えた。振り返る口実と空回る両脚をぶら下げて行くんだ。焦れた日々に僕らは離ればなれ。どこかで会えるととぼけていた