「うちに天才はいない」by高頭力

tetsuo_hara2008-07-29

 久々にケータイを機種変した。近年のケータイは機能を詰め込みすぎるせいか動きがもっさりしており、これまで使っていた機種もイラッとするぐらいもっさりしていた。新しいケータイもさくさくとは行かないが、従来のものよりは素軽くなっている印象である。特にメールの編集においては、以前は"お"と打つのに"あ"のボタンを5連打すると押下スピードに処理速度が追いつかなくて5連打したにも関わらず"え"あたりで終わってしまってかなりストレスがたまったが、今回はちゃんと"お"まで入力されるようになった。ちなみに以前使っていたのはso703iで、今回機種変したのがso906iである。ついでにオサイフケータイの機能を申し込んだ。自販機でジュースを購入するときや、ちょっとした買い物の際はケータイをかざすだけで済んでしまう。これはなかなか快感である。
 「27時間テレビ」という言葉は夏の季語にするべきだ。収拾のつかないお祭り騒ぎ、嫌いではない。
 サッカー五輪代表のオーストラリア戦はサイド攻撃がハマり、大男を翻弄する姿にシビれた。今日のアルゼンチン戦も、オーストラリア戦で手応えを掴んだサイド攻撃がそこそこうまくいっており、本番でも武器になり得ると思った。それにしてもリケルメは凄かった。FKもさることながら、ポジショニング、パスの精度、戦況判断と完璧に近い仕事をしており、司令塔としては世界一だと思った。セルジオ越後さんが「リケルメはあまり動かないって言われますけどね、オーケストラの指揮者は動かないんですよ、周りが動くから」と解説していた。オーケストラでは指揮者はたしかに動かないが、奏者だって走り回りながら演奏するわけなじゃないので、セルジオさんその譬えはちょっと違うんじゃないの、とか思った。
 花火大会へ行ったら、どこかで見たことがあるような人がそこにいて、どこの誰だかどうしても思い出せなかったのだが、俺はその人に近所のおばさんのような懐かしさを感じていた。その人と話をする機会があったので「あのぉ」ともごもごしていると、その人が言うには俺が赤ん坊の頃に同じ病室になったことがある、とのことだった。懐かしい記憶の正体は赤ん坊のときのそれであり、俺の記憶力ってとんでもないんだなあと思った。
 UFOキャッチャーの景品で、海南大附属高等学校籠球部の垂れ幕をあしらったバスタオル(画像)をゲットした。海南は、この"常勝"の垂れ幕を掲げて17年連続でインターハイに出場しているのだ。濃い目の紫の地に鮮やかな黄色の文字というカラーリングが最高に格好良い。珠玉の逸品である。
 …今までひとりでは探せないものってあったかな。今までひとりでは作れないものってあったかな。どうか無意味なものにならないでね。今すぐ意味のあるものになってね