新入社員に「萌えー」

tetsuo_hara2008-04-06

 会社の歓迎会で、プロゴルファー猿みたいな顔をした男の隣の席に座ってしまった俺は、豆腐屋が"にがり"を精製するにあたり免許が必要になるとかそんな話しを延々と聞かされた。そんな調子だから進むわけもなくほったらかしのビールは気化しちまいそうだった。所詮こんなものさと思っているうちに宴も終焉を迎え、残り物のフルーツをばくばく食べてた頃、新入社員が俺の隣の椅子に座ったのだ。すっかり乾いてしまっていた俺のグラスになみなみとビールを注いだ彼女は、スラムダンク世代の22歳だという。俺が22歳のときなんて毎晩トゥナイト2を観て、どうすればたまごっちを入手できるかとかそんなことばかり考えていたというのに、この頃の22歳はしっかりしている。ちょっと前まで学生だったくせに、社会を見る目みたいなものをちゃんと持っている。関心している俺の後方からは、他の部署の酔っ払いが「キボンヌ!! キボンヌ!!」と言いながら近寄ってきて残ったフルーツを一つ残らずたいらげて帰って行った。生身の人間の口から「キボンヌ」という言葉を聞いたのは初めてだったので、大ウケした。
 WCCFで、ついに黒(スペシャル)カードをゲットした。世界最高峰のボランチと呼ばれ、ASローマやユヴェントスで活躍し、現在はACミランに籍を置くエメルソン(画像)である。ゲーム内でも大いなる存在感を示し、中盤で競り負けることが少なくなった。エメルソンに加え、白(レギュラー)カードではあるものの、エシアンやイニエスタなどが加入し、中盤の駒が揃ってきた感がある。でも俺のチーム、ギザ弱え!
 明日からはまた先の見えない残業ロード。原巨人よりツラいんだってさ。
 …で、クレシェンドは派手にいけ。来週は君といよう。行き着く屁理屈に惑う気はない