そしたら開くよ、曼珠沙華

tetsuo_hara2008-02-24

 咽頭炎はいまだ完治しないが、首にタオルを巻いて寝るようにしたら割と調子が良い。ただし、眠っている間に首が絞まって死ぬ可能性があるから、寝る前には必ず辞世の句を詠まなくてはならない。「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることの なしと思へば」
 春の陽気を感じる頃になると毛じらみが活発になって困るので、行きつけの美容室へ行って短くしてもらった。「またライン入れてもらえます?」と言ったら、待ってましたとばかりに「それ専用のヤツ(バリカン)買いましたから」と店長。おかげで、望んでいた以上に極太のライン(画像)が入ってしまった。髪伸びるまで会社休みますから。
 おすぎじゃないので映画ばかり観ているわけではないが、この頃じゃ洋画よりも邦画を観ることのほうが多くなったなあと思う。字幕読むの面倒だし吹替版でイメージ壊れるのも御免ですから。劇団ひとりが原作の映画「陰日向に咲く」を観た。観たいと思って観たわけではなく、この日の上映作品を消去法でひとつ、またひとつと消して行った結果、当作品が残ったと言う程度でそれほど期待はしていなかった。ところがストーリーは予想を遥かに上回っており、とても感動した。オムニバス形式の原作を無理矢理ひとつのストーリーにまとめた、みたいなところはトム・クルーズ主演の「マグノリア」に近いものがあるが「マグノリア」のように難解な話ではない。個人的には、軽く「世界の中心で、愛をさけぶ」超えを果たしていると思う。本編の前に「ガチ☆ボーイ」の予告が流れていたが、主題歌はチャットモンチーの「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」だし、こちらも面白そうだ。また邦画かよ。
 中川翔子眞鍋かをり若槻千夏などが、表向き"ブログの女王"と呼ばれているが、紅音ほたるのブログがそれらを脅かすほどのアクセス数を誇っている。たしかに、中川翔子眞鍋かをりのブログでは曼珠沙華は開きそうにないが、紅音ほたるのブログなら曼珠沙華が開くこともあり得る。
 川上未映子さんの芥川賞の受賞式では、パンチラ狙いの報道陣が少なからずいたそうだ。歌手業もこなす美形作家の川上未映子さんはこのとき丈の短いワンピースを着用していたし、ちょっとでも足を開こうものなら曼珠沙華が見えてしまいかねない。
 「オゾンのダンス」の2分5秒あたりに"曼珠沙華"が登場。

 …棘が刺さった。毒がまわった。どっかで変わってきたんだ。底に溜まった想いもとっくに乾いてしまった。そのうえ融けない冬は、二人を結ぶ体温さえ奪っていった