リングネームは”タナグラ・ヒットマン”

　咳も鼻水も収束しないので、連休中は家から一歩も出なかった。ああもったいない。３日寝ても風邪のウィルスが元気に活動しやがるのは、部屋が乾燥しているせいか。3104丁目のダンスホールに足を向けて憂さ晴らししたい気分だぜ。
　PSPではボクサーズロード２をプレイしているが、この３日間で成し遂げたことといえば、そのゲームで東洋太平洋チャンピオンに就いたことぐらいである。このゲームはボクサーの食事管理にはじまりトレーニング内容、そして体調管理に体重管理とこと細かく設定する必要があり、最高に面倒で最高に遊びににくいクソゲーである。でもついついやってしまうんだ。
　ボケっと３日もボクシングのゲームをやり込んで思ったのは、ボクシングなんて殴り殴られて気持ちが良くなるサディストとマゾヒストを戦わせるスポーツなんだから、そこに道徳とか倫理なんて介入する余地はないってこと。無論、亀田家に対して大バッシングを浴びせ、（沢尻エリカや朝青龍や倖田來未の件も同様だが）「泣いて謝れ」と一斉に叩くマスコミやスポーツジャーナリストはお門違いである。やったやられたも、たかがリングの上での話。刑事事件じゃあるまいし。
　ところで、ずっと武田信玄だとばっかり思っていた「絹本着色武田信玄像」（画像参照）、実は全く別の人の肖像画だったらしい。家紋などから、能登の戦国大名・畠山義続かその父義総という説が有力視されており、すっかり狐につままれた気分である。
　…生まれながら苦労は知らない。不幸なほど何も思わない。君は恋をして、普通にあれをして、「今」を積み上げた。とさ