幸せの鐘が鳴り響き、僕はただ悲しいふりをする

tetsuo_hara2008-02-02

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で"ギョーザ"という言葉を耳にする機会が異様に多くなると、「なんだか"ギョーザ"、"ギョーザ"って言われたらギョーザ食いたくなってきたなあ」と言う大ボスは、棚倉村に雪が降って自身の住む国見町に雪が降らないと「ヤッター!」と喜ぶ。よく考えると、宮城県との県境に住む大ボスと、栃木・茨城との県境に住む俺が毎日顔を合わせるというのは奇妙なことである。
 猪苗代湖のしぶき氷(画像)というものを見てきた。何者の作為も入らずにこれだけのものができるところがすごい。大自然が織り成す神秘のファンタジーとはこのことである。併せて、まとまった積雪にも久々にお目にかかったが、真っ白いものというのはとても良い。俺は金をたくさん稼ぐようになったら六本木あたりの高いビルのいちばん上に住み着き、恋人と一緒に赤ちゃんのミルクを買いに行くんだ。真っ黒いマスカラをたくさんつけて真っ白いミルクを買いに行くんだ。
 倖田來未に向かって「見た目は倖田來未だが中身は綾戸智絵」みたいなことを言ったのは松本人志だったと記憶しているが、当の倖田來未は「35歳を過ぎた女は羊水が腐る」という発言で世間から叩かれている。中には「正直何故こんな下品な人が支持されてるのかわかりません」という厳しい意見も。実際にラジオを聴いてないので前後の流れはわからないが、男日照りの女性に向かって「蜘蛛の巣が張っている」(これも十分失礼だが)と言うのと同じようなニュアンスだったんじゃないかと思う。倖田來未の品のなさについては前々から俺が指摘してきたことではあるが、周りが守っているときに攻撃を考え、攻めているときに守備のことを考えるボランチ的性格(または天邪鬼)の俺の意見としては、本人も反省しているようだしもういいんじゃないでしょうか。
 昨年のダービー馬・ウォッカの半妹が2月中のデビューを目指して調整している。ウォッカの妹なので、もしかして名前は"バーボン"か、と思ったら惜しくも"ズブロッカ"だった。余談だが、福島のマハダビキアはこの頃バーボンをやめて替わりにしょっぱい昆布茶を飲んでいるらしい。
 シエンタ(愛称:ムッソリーニ)の前に乗用していたラウム(愛称:ヒトラー)は、主に母の足として重宝されてきたところだが、もう間もなくその役目を終え、人の手に渡ってしまう。普段は気にも留めないくせにいざ手放すとなると妙な感慨を覚える。こんな夜は、そう、3104丁目のダンスホールに足を向けるしかない。
 相武紗季長瀬智也宅から朝帰り? 幸せの鐘が鳴り響き、その中で僕はただ悲しいふりをする。
 …どうして誰もが急ぎ足でその次を欲しがるんだろう。ここにいてはいけないかな。許されないことだろうか。矛盾はわかってる