ひらひらひらくひみつのとびら

tetsuo_hara2008-01-04

 年明け一発目の出勤だったが、年末にかなり回転数を上げてせっせと仕事を片付けたせいもあり、暇と言って良い一日だった。不思議なことに周りの人はガリガリ仕事をしている。俺は、周りの人がガリガリ働いているときに暇していることが多く、また、逆に周りの人が暇そうにしているときに忙しいことが多い。モウリーニョがそうであるように、自らを"スペシャル・ワンな存在"と言いたい。さておき、思わず就活したくなるほど仕事がないので出勤して損した気分だ。
 印刷業者に発注した年賀状にミスがあったため光子さん(祖母)がぶりぶり怒った話は以前ここに綴ったが、それには後日談があって、業者が改めて刷り直した年賀状にはなんと「平成十七年元旦」と印刷されていたらしい。俺はその場に居合わせなかったが、修整したものが間違っていたとあっては(しかも稚拙なミス)印刷業者の恥。脳みそが沸騰するほど光子さん(祖母)が怒ったことは容易に想像がつく。さらに今朝7時前に別件で中年男性を呼びつけ、茶の間に正座させて鬼の形相で説教していた。後で事情を聞くと明らかに中年男性のほうに非があるのだが、光子さん(祖母)は当然のようにこの喧嘩にも勝利した。傍から見ていると、光子さん(祖母)の事の運び方はやや強引ではあるものの理に適っており、大抵"こんなこともあろうかと思って"的な奥の手みたいなものが周到に用意されている。普段から堅固たる石垣を築いているだけに、攻めに転じたときの勢いは凄まじい。ズバリ言ったときの細木数子と対峙しても互角に渡り合えるぐらいの実力を持っている。
 今年の年賀状(画像)は生まれて初めてコラージュという手法を取り入れてみたが、なかなかの出来である。レンタルのTSUTAYAのロゴと「鉄男」のローマ字読みが似ているところに目をつけてパロってみたが、一瞬本家本元のTSUTAYAと見間違うほどの精度。微妙な配色と、画像や文字の位置の微調整に骨が折れた。受け取った人のうち1〜2人はDMだと思ってゴミ箱に入れたんじゃないかと思う。俺に常識がないとか中学生だとか言った奴には次から送らなければ良いだけの話だし、なんなら切手を貼った返信用封筒を渡して「送って返せ」と言ってやる。
 先日の話の続きになるが、第一期ヴァン・ヘイレンと言えばこの曲(動画)抜きでは語れない。デイヴ(Vo)の180度開脚ジャンプは伝説化しつつある。高く上げた足は耳に届くほどで、身体能力の高さは驚異的だ。自身初の全米一位に輝くかと思いきや、同時期にマイケル・ジャクソンのスリラーが発売されたため2位に甘んじた。

 とにかくシンセサイザーが印象的なヴァン・ヘイレンの"JUMP"だが、このシンセにインスパイアされたと思わずにいられないのがプリンセス・プリンセスの"19 GROWING UP"(動画)。

 ショートパンツにカラータイツという奥居香のファッションは、現代女性のファッションとそれほど変わらない。しかしいいバンドだったなあ、今見ても。
 …歩き出す。歩き出すんだって。簡単な答。どきなさいよ、人殺し以外ならわりとなんてことはない。きみはいかしてる。蛇の道は蛇で、黒い太陽背負ってるぜ、ダークサイドへ