８月２４日のミュージックステーション

　オクトーバーステークスで、オナーチェイサーという馬が逃げを打ったが、長い舌をベロンベロンに出しながら走っていたので、これはダメだろうと思っていたら案の定直線であっさりつかまった。明日は中距離の実績馬ダイワメジャーが名手アンカツを背に東京を駆る。京都では、史上稀にみるレベルの高さと言われた今年の宝塚記念で３着に入ったポップロックが走る。デルタブルースも同レースに出走するが、２頭とも角居厩舎の馬。角居厩舎と言えばダービー馬ウォッカを輩出した厩舎でもあり、国内外問わず馬を好走させるその手腕に注目が集まっている。秋競馬から毎週目が離せない。
　８月２４日のミュージックステーションは登場順に、桑田佳祐、長瀬智也、東京事変、中島美嘉、元ちとせ、吉井和哉という面子であり、ジャニーズにおんぶに抱っこの同番組に於いて、ジャニーズ事務所の所属は長瀬智也ただ一人という画期的な顔ぶれだった。東京事変あたりはキャラ的にマスコミ嫌いかと思いきや、全然そうではない。今思えば、看護師コスをしていた「本能」の頃の椎名林檎がいちばんブサイクだった。テレビ出演時はしおらしい言動が多く、最近その傾向がますます強くなったように思う。自分をプロデュースする才能に長けた女性（に限らず男性も）は出世する。
　通称"二本松のズラタン・イブラヒモビッチ"は会社をサボタージュして某専門学校の学園祭へ出かけ、興味もへったくれもないはずのブースにさも興味ありげに近づき、名刺配りをしてきた。そして「やりきった」という高揚感からか、上機嫌に、そして饒舌になるのがいつものパターンで、例によって通称"八山田のディディエ・ドログバ"の噂話をはじめた。嘘かまことか、主食がカナチョロ（カナヘビ）で、歯の隙間から尻尾が飛びでていたと言いながら大喜びしていた。
　職場のプロゴルファー猿みたいな顔をした男は「最近の暇つぶし」と言いながら俺にケータイを見ろという。何かと思えば、機動戦士ガンダムのアプリゲームだった。実際にプレイしていたが、グフのヒートサーベルでぶった斬られて負けていた。上手ではないようだ。
　酒を飲んだ翌日は、どうしても頭がぼんやりして胃の辺りがもやもやする。俺の場合は正午近くにものすごく臭い屁が出て、そのあとに頭も胃もスッキリするんだ。
　…なぜ咲くの、恋の花。なぜ震える、恋の花。誰の涙も見たくはないよ。何もいらない花だから