黒猫道

tetsuo_hara2007-10-02

 プロ野球の優勝がかかった試合も中継しなくなるなんて、時代は変わったんだなあと思う。実況アナが「テレビの前の視聴者のみなさま申し訳ございません。放送時間があと1分少々となってしまいました」とか言おうものなら「あー! 次、パリッシュの打順なんだけど!」とか「鹿取がマウンドに上がったところなんだけど!」など腹をたてていたあの頃が懐かしい。
 先月、吉井和哉東京事変という2組のビッグネームが相次いで新譜を発表した。吉井和哉はおおまかにカテゴライズすればロックとなるのだろうけど、もうほとんど"吉井和哉"というジャンルを確立してしまっている。"シュレッダー"と"Winner"の先行シングルが2曲とも収められているが、この2曲に関しては、正直言ってシングルとして発売するほどの曲ではないと思っていた。ところが、いざアルバムを通して聞いてみると2曲とも際立って美しい曲に聞こえるから不思議である。アートワークもアルバムのコンセプトと見事にリンクしており、買って損なしの大人のアルバムに仕上がったと言える。東京事変のほうは、よくもまあ楽器マニアで音楽マニアな連中ばかりを集めたなあと関心する。俺のBOSEのオーディオで聞くとよくわかるが、繊細ながら大胆な曲作り、音作りに唸るばかりである。
 余暇は、DSの「レイトン教授と不思議な町」でナゾ解きをして過ごしている。アドベンチャーゲーム脳トレをドッキングしちゃったようなゲームで、"マキンポ"こと堀北真希大泉洋が声優を演じている。
 大ボスと熱い話をしなくちゃならないから仕事は相変わらず忙しい。今日などは、バブルの頃に会社の組合から金利2%で金を借り、金利8%の定期預金に預けて小銭を儲けた男の話などを語り合った。
 いつもは一番はじめに出勤する外様ボスだが、今日は中ボスに遅れをとった。出てきた言葉は「あらっ、ダイワメジャーに負けちまっただっぺ」である。そして大ボスが来るのを察知した途端に「今、ペールギュントが来るだっぺ!」と全てを馬にたとえてしまう。机のかどに足をぶつけていたので「大丈夫ですか?」と聞くと「ダメじゃー、ダイワメジャー」と、またしても強引に馬と結びつけようとしていて、これはお手上げだわと思った。
 通称"二本松のズラタン・イブラヒモビッチ"がいよいよヤバいと思ったのは、「お笑い芸人の柳原可奈子(画像)っているじゃん? 俺、あの人でも全然OKって思ったね!」と勢いよく喋っていたからである。
 昨日異動してきたばかりのプロゴルファー猿みたいな顔をした男、今日で着任2日目を迎えたわけだが早速休んでいた。大丈夫なのか?
 …草原で揺れている小さな花。僕たちの純粋な愛に咲いた。波打って遠くまでつづいていた。雨が降り風が咲きお育っていった。公園で散歩でもいいじゃないか。簡単な格好でいいじゃないか。コンビニの菓子パンでいいじゃないか。永遠の太陽に照らされた、君の横顔はビューティフォー