水溶性ビタミンに分類される生理活性物質

 脳みそにモヤがかかったような状態が続いているのは、毎晩うだうだしながら零時近辺まで起きているせいかと思い、ためしに22時に寝てみたら嘘のように頭がシャキッとした。夜更かしは仕事に支障をきたすし、何よりハゲになる。今日はトンカツを食べた。豚肉にはビタミンB1が多く含まれており、髪の毛とか筋肉をつくるもとになる。髪の毛たくさん生えますように。
 もう10日以上前の話だが、野外でミスチルを観た。イマジン(ジョン・レノンのカヴァー)からセンターオブユニバースへの流れは本当に素晴らしい。途中、強い雨に見舞われたがそれもまた野外ライヴの醍醐味である。
 アプリ版のダビスタで暇つぶししている。馬名を考えるのに行き詰まる、という人が多いが、こういうときにケータイの予測変換は役に立つ。「ア行」から順に予測変換で名前をつけているが、「ヌ」のところでは"ヌード"、"ヌードル"、"ヌーブラ"などという名前の馬をつくった。"ヌードル"とはラーメンの英訳という解釈のほかに、ヌードになったアイドルという解釈もできる。無論、後者のほうが馬の応援にも熱が入る。
 外様ボスが飼っているチワワは例に漏れず散歩が大好きで、「さんぽ」という言葉が聞こえた途端に喜んで近寄ってくるそうだ。ある時、シャラポワの話をしていたら、シャラポワの「ポ」の音を聞いて散歩だと勘違いしたようで、やはり喜んで近寄ってきたそうだ。チワワの言語識別能力がどうとかいう前に、外様ボスがシャラポワについて何を話していたのか気になるところである。
 通称"二本松のズラタン・イブラヒモビッチ"は、"北乃きい"のことを"北乃さい"だと思っていた。たしかに"き"と"さ"は似ているが、そろそろ新しいメガネを作る時期がきているんじゃないかと思った。彼のファッションテーマは"モノクロ"だが、ちょっと可愛い店員さんにピンクの服を薦められたら「それくらさーい!」と簡単にポリシーを崩してしまうから驚きだ。さらに「ここにメールくらさーい!」とアドレスの入った名刺を配り、バナナの叩き売りは続く。それでも彼の欲望は収まらず、ショッピングセンターで俺のことを迷子扱いにして「迷子の呼び出しお願いしまーす!」などと言ってインフォメーション嬢とお近づきになろうと策略を練っていた。結局迷子の呼び出しは未遂に終わったが、俺を人柱にしてインフォメーション嬢と接触を謀ろうとするとはなかなか良い性格をしているじゃないか。その人間性は疑わしいが、発想力には少しだけ光るものがある。
 通称"八山田のディディエ・ドログバ"は、駅前の繁華街を自分のものだと思っているようで、路地の細さとかうねり具合とか石畳のバンピーさとか勾配の加減とかをつぶさに説明するのだ。あまり興味のない話のときには、まるで爺さまみたいに黙ってにこにこしながら聞いているくせに、こと得意分野となればこだわりを持っていっぱい喋るからまるで爺さまの講釈でも聞かされているみたいな気分になる。どっちにしても彼はまるで爺さまのようだ。
 …頭がジェルになるように頭がジェルになるように頭がジェルになるように頭がジェルになるように