山おんな壁おんなテントおとこ

tetsuo_hara2007-07-26

 "華麗なる一族"の最終回を見て以来燃え尽き症候群みたいなものにかかり、ある種のドラマ離れを起こしていた。今回のクールのドラマもそれほど熱心には見ていないが"パパとムスメの7日間"は舘ひろしのオカマぶりがおもしろくてつい見入ってしまう。主演に、売出中の新垣結衣を起用したのも新鮮で良い。それに引き替え"山おんな壁おんな"は、伊藤美咲深田恭子小池栄子の3人を主演級に据えており新鮮味に欠ける部分がある。巨乳と貧乳をそれぞれ山おんな壁おんなと擬態化させたのは面白い。それにしても、他の女優とかぶっていないので重宝されるせいか、深田恭子のキャラは廃れない。廃れないが、見るたびに太っていくのが気がかりだ。"神様もう少しだけ"の頃と比べると、体の線が倍ぐらいになったんじゃないだろうか。春の天皇賞を制して宝塚記念でも2着に入り、凱旋門賞を目指しているメイショウサムソンという馬は、サラブレットにしては珍しくポッコリとしたお腹が特徴的だが、深田恭子のお腹も女優にしてはポッコリとしている。

 オーストラリア戦に勝利し、アジアの頂きが見えかけていたオシムジャパンだったがサウジアラビアにころっと敗れてしまった。これはスラムダンクで言えば豊玉高校に勝利した後の湘北高校みたいなもので、オーストラリアとあれだけの死闘を演じた後であればコンディションが下がるのは仕方がないことだ。オーストラリア戦でオシム監督の選手交替がやたら遅かった理由は、サウジ戦を見れば一目瞭然である。交替させても試合展開を打破できるような選手が今の代表にはいないからだ。羽生の場合はまだリズムを変える能力を持った選手と言えるが、佐藤寿人は途中交替で力を出せるタイプではない。ベンチ層の薄さというものも日本代表が抱える課題である。それと、ロスタイムが5分あるのにも関わらず、それを2分と勘違いして「時間はもうほとんどない!! 時間はもうほとんどない!!」と一人で騒いでいた角澤アナは、冷静さを求められる実況アナウンサーとしては致命的である。挙句の果てに、松木安太郎に「いや、ロスタイム5分だからまだ時間ありますよ」と少々あきれ気味に教えられる始末。俺、地上波じゃなくてBSで見れば良かった。
 中ボスと外様ボスは互いに皮下脂肪の探りあいをしており、「ほら、俺のここ触ってみてだっぺ」などといちゃいちゃして大ボスの失笑を買っていた。地震の被害も冷めやらぬ長岡市の花火大会を見に行く予定の中ボスに対して「原発から放射能漏れてるよ。被爆してゲッソリ痩せて帰ってくるだっぺ」と大ボスが脅しをかけていた。会社も徐々に夏モード突入といった雰囲気である。
 胃腸炎にかかって以来過保護にされており、会社の冷房を入れるにも「腹さん、エアコン入れてもダイジョウビ?」といちいち俺にお伺いを立てる始末。ライオンに噛まれても無傷なほど丈夫な俺は、ああ勝手にどうぞやってくださいと上の空で「ダイジョビ、ダイジョビ」と答えるだけだ。鉄人度では衣笠祥雄(元広島東洋カープ)を超えたね。日本人離れというか、人間離れした顔(画像)だなあとずっと思ってたんだけどハーフだったとは知らなかった。
 参院選まで指折りとなったが、それまでに横田めぐみさんは帰ってくるのだろうか。これは安倍ッチョの奥の手であり、選挙に勝つために自民党北朝鮮が結んだ秘密の協定である。横田めぐみさんが帰ってこなくても、きっと何か大きな事件が起きる気がする。
 梅雨はまだ明けないが、明日は晴れて暑くなるらしい。「お日様ニッカニカ、ぶたさんホーホケキョ」と言ったところか。
 …ひまわりが音もなく揺れてる、揺れてる。今日だけが全てだと、青い空に咲く。明日のことは遠い未来。今咲くのだと背を伸ばす