Jの悲劇

tetsuo_hara2007-07-16

 弐萬圓堂のような廉価な店ではなく、デザインやその他のケアもしっかりした店でメガネを一本作った(画像)。値段もしっかりしている。目指すところは哀川翔だが、胃腸炎の影響でゴソッと抜けた頭頂部から少しでも目をそらさせるための悪あがきでもある。
 約2週間ほど前はジム・モリソンの命日だった。イエス死してキリストとなりしがごとく、死ゆえに神格化されるケースもないわけではないが、モリソンは紛れもない"本物"である。
 
 ジム・モリソンもジャニス・ジョップリンジミ・ヘンドリックスも27歳で亡くなっており、27という年齢はロック界ではジンクスとされていた(後にカート・コバーンも27歳で亡くなっている)。また、いずれもイニシャルに「J」がつくことから"Jの悲劇"などと言われたりした。そう言えば、「俺は27歳になったらイタリアンマフィアに蜂の巣にされて死ぬ」って言い張っていた人いたよな。それって俺のことだけど、おかげさまで今日も健在です。
 ライオンの赤ん坊に触れる機会があった。食後だったためか非常におとなしく、"百獣の王"と呼ばれる生き物とは到底思えなかった(赤ん坊だから当然といえば当然である)。そして、なぜか屁の匂いが少しした。
 台風が去ってひと息つく暇もなく、今度は大地震である。台風・洪水・地震のニュースを散々流したと思ったら、パッとテレビ画面がCMに切り替わり、あなたの口は臭いからブレスケアをたくさん噛みなさいだとか、あなたの鼻の毛穴は黒いから常にパックできれいにしなさいだとか、あなたの腋の下のスメルは強烈だから銀イオンの力でしっかり消臭しなさいだとか言う。人々の不安と恐怖を煽って物をたくさん買わせる。それがこの国の経営基盤である。
 …堕落の中には何もないんじゃない。そろそろマシンガンを放つ時なんじゃない