欲張りなのは生まれつき、パーティはこれから

 昨日は給料前にも関わらず、近江牛の焼肉を食べてきた。オーダーするのは「上カルビ」とか「上ロース」と言ったエコノミックなラインではなく、その上の"特選〜"とつくグレードである(その上に"極選〜"というハイエンドな肉も用意されているが、それは俺が昇進でもしたときにでも食べるとしよう)。近江牛は、焼いても焼いても肉が自ら柔らさを維持しようと頑張ってるかのようで、口当たりというよりは口どけが優しい感じがした。味わいのある肉汁は、飽和したアミノ酸を想像させる。きっと回転率が良いのだろう。牛刺しの握りも初体験したが、寿司だし肉だしで、とんでもない贅沢をしている気分になった。
 焼肉屋の隣のテーブルには母と父と小学校高学年ぐらいの男の子の3人家族がいたが、息子は店の中だというのにヘッドフォンをしてPSPで音楽を聴いていた。俺が父親だったらブチ切れて、PSPを取り上げて網の上で焼いて焼肉のタレをつけて喰っちまうだろうね。
 昨日はごまんと肉を食べたので、今日は野菜を多めに摂取しておいた。セロリとキュウリにくわえて、最近好きになったアボカドも。アボカドをわさび醤油で食べると白いごはんのおかずにもなるな。俺を無人のスーパーマーケットに野放しにしたら、まずはじめに青果売場を食べつくすと思う。
 バンプオブチキンの藤原は綾波レイちゃんと結婚しようと本気で思っているらしくて、そこに自分との共通点を見出した。
 そろそろ届くのは、梅の花の便りとスギ花粉便り。前者は良いが後者は堪忍。
 …生きてることを当たり前と思い込んでた。背負い込むものは喜びだけど信じていた