底なし沼の底

 がばいばあちゃんの本を借りて読んだ。泉ピン子に不信感を抱いているのでドラマ化された時点では全く興味がなかったが、B&B島田洋七が筆者だと知り、読もうと思った。田舎暮らしがしてみたいと思ったが、よくよく考えれば棚倉村もじゅうぶん田舎だったそういえば。1〜2時間で読破できる手軽さも良い。
 ブレイクしそうなバンドを見つけた。9ミリパラベラムバレットである。メジャーレーベルからはまだ音源をリリースしていないが、RADWIMPSの前座も努め大好評を博した。バンド名を忘れてしまいそうなので、とりあえずブログに記した次第で、詳細については調査中である。
 先週の水曜の夜にモメて木曜日に険悪な関係になっていた大ボスと中ボスだったが、翌日は気色が悪いほど親しくしていた。「おや、ネクタイが曲がってますぞ」「これはこれは」「んー」「んー」とか「天気が良いですな」「天気が良いですな」「んー」「んー」とか「小鳥が鳴いてますぞ」「小鳥が鳴いてますな」「んふ」「んふ」と言った具合である。うちのブレイン二人が喧嘩してしまい、これからどうなってしまうのかと心配した自分が馬鹿みたいだ。
 デーモン小暮がゲスト出演した日の大相撲中継はサイコーだった。中入り後がらずっと観たが、閣下の相撲通ぶりはハンパじゃない。昭和50年代に活躍したマイナーな力士のことや高砂親方のアマチュア時代の成績なども頭に入っており、白鵬の不調の原因や普天王の弱点なども閣下なりに見抜いている。九州場所で奇策"けたぐり"を繰り出したときの朝青龍の心理状況もまことしやかに解説し、もし玉春日大関になっていたらどんな相撲をとっていたか空想までしている。自分のカタチを作ってから出る(攻める)タイプと、出ながら(攻めながら)自分のカタチを作るタイプとでは、後者のほうが大成するのではないか、と高砂親方を押しのけて喋り、取組みで怪我をしたにも関わらずきちんと土俵に礼をする把瑠都のことを絶賛していた。千代の富士の全盛期の映像が少し出たが、とにかく筋肉がものすごい。千代の富士vs朝青龍というものを観てみたい。スピードでは朝青龍に軍配が上がるが、かいな力では千代の富士が圧倒すると思われる。今場所の高見盛は右も左も使えるようになって一皮向けた。相撲は奥が深い。さすがはわが国の国技だ。
 ジャンボ宝くじをシミュレートするサイトがあったので試しに200万円買うところまでやってみた。確率とは恐ろしい。なんと160万円以上の赤字となった。同じくロト6を200万円のところまでシミュレートしてみたが、こちらはうまくいけば3等(50万円)が1回ぐらい当たるので、115万円の赤字で済んだ。比較的ロト6のほうが当たりそうだ。
 奥の松を飲まなくてもブログの更新は滞る。「幕張」の木多康昭は、週刊連載のプレッシャーによって暴走し、作中で「連載なんかやってられっか!!」とぶちまけ、巻末コメントに「俺は自由だ!」と捨て台詞を残して無理矢理に連載を終了させた。俺は書きたいときに書き、飲みたいときに飲み、眠くなれば眠る。もともと自由でよかった。
 …自尊心だけ強くて、あの町この町、流歩いた訳だろ? 一体何を落としたか? 一体何を落としたか? 教えて