闘将!!拉麵男

 現在公開中の、メリル・ストリープ主演の話題の映画は「プラダを着た悪魔」だが、通称"八山田のディディエ・ドログバ"の場合は「ラクダ色のシャツを着た親爺」である。
 またネットが接続できなくなり、みたび「尻の出来物の具合が…」などと告知してブログ更新不能となる窮地を迎えていたが、単にプロバイダ側のミスだったようだ。
 明日は中ボスと次男的ポジションの先輩と俺の3人で出張である。終業時刻が近づくと「腹さん、明日はこれでいいんじゃないかと思うんだけど」と中ボスに1枚の紙を渡された。見ると、ラーメン店情報が印刷されていた。出張の際、昼食はそのラーメン屋で食べようよ、と言いたかったようである。仕事の心配以上に昼食の心配をして、さすがは中ボスだなあと感心した。
 酷評を得ている俺の出張先での仕事内容は、重箱の隅をつつき、ああだこうだ言うことである。結構ズバズバものを言うから、言われたほうは意気消沈して精気を失っていく。昔、お世話になった人にもズバズバ言う。これは、恩を仇で返すということではなく、ズバズバ言ってあげるのが恩返しだと思っている。
 キングカズこと三浦知良選手を擁する横浜FCがJ1昇格を決めた。監督は、元日本代表FWの高木琢也氏である。高木氏は長身を活かしたヘディングが武器で、オフトジャパンでは"アジアの大砲"などと呼ばれたが、その大砲はほとんど不発だった(とは言っても通算27ゴールは歴代4位である)。余談だが、通称"福島のマハダビキア"は、使えない長身FWの代名詞として高木氏の名前を挙げることが非常に多い。FW出身の高木監督だったが、横浜FCでは770分間無失点の記録をつくるなど、堅守のチームを作り上げた。高木琢也さんまでが監督を努めるなんて、Jリーグも着々と歴史が積みあがっているんだなあと思った。
 朝青龍の取り組みに品が無いといいがかりをつける人たちは往生際が悪すぎる。強いんだからいい加減認めれば?
 …人は俺を指して、夢にももたれてると、想像をさえぎっては、心を閉める。頭をかかえて悩みをひもとくと、あーつまらないやりとりが見えるだろう