紀子さまもオシムさまもおめでとう

 上2人が女の子だったので、確率から言えば男児が誕生する公算が高いと予測していたが、実際男児だった。名前に関しては、女の子の場合は「子」、男の子の場合は「仁」を入れるのが慣例となっているそうだがどう命名されるやら。マスコミは「おめでとう」ではじまるもののふた言目には皇位継承問題を取り上げる。ずっとずっと先の話だからいいじゃない。でもこの先数十年は皇室典範の改正に関わる血なまぐさい争いが続くと思うとわくわくする。いや、わくわくはしないが、好きなときに好きなものを食べ、食べることに飽きたら今度はお淫ら【不適切な表現がみられたため、管理人の権限により一部を削除しました】んなんですよ公務は、きっと。皇室典範の問題は一族にとって良い意味で刺激になるんじゃないかしら。
 街角インタビューみたいなやつで「あらまあ良かったわあ」と馬鹿丸出しで喜ぶおばさんを見ると、この国は程度が低いと思う反面、平和でいいなあって思う。
 イエメン戦で、後半も終わろうかという時間帯に得点したオシムジャパンは、ジーコジャパンとさほど変わっていないのかと思った。高齢のオシムに万が一のことがあった場合の次期監督については、大分トリニータペリクレス・シャムスカしかいないと思っている。シャムスカは、昨シーズンJ2への降格圏内にあった大分の監督をシーズン途中から任され「勝ち点18をとってJ1に残留させる」と宣言し、チームを突然変貌させ、最終的には勝ち点24まで伸ばしJ1残留を果たした。既存戦力を最大限に発揮するシャムスカの組織サッカーは高い評価を得ており、ベテラン選手の再生や若手育成にも長けている(実際、最新の日本代表メンバーには大分から2名の若手が選出されている)。強豪クラブからもオファーが相次いでおり、ドゥンガの後のブラジル代表監督候補とも言われている。
 U-17か何かの代表監督やってた頃から思っていたが、大熊コーチは指導者としては無能だが声だけはやたら大きい。オシムは、拡声器の役割として大熊をコーチに据えたんじゃないかと思う。
 …はじまりは稲妻のように。ほら、夜の雲が笑ってみせるクジラみたい。言葉はもう何もいらない。月は虹色。橋を照らすよ