奴隷解放運動以前

tetsuo_hara2006-08-24

 ちょっとした打ち合わせなどでも痛感するのは、同年代の人間はやたらと仕事が出来るという点。俺は前の職場で楽をしすぎた。だが、周囲が仕事のできる人ばかりと焦る反面、そのぐらいの遅れは簡単に取り戻せるという根拠無き自信(俺の長所であるのと同時に短所でもある)が顔を覗かせる。ララランランラランラランランってな具合に生きてみたいものです。すっからかんのころんのすってんころりんちょんのポンって名前で生まれてきたかったです。
 早実の齋藤投手のことを気に入った中ボスは、何かにつけて「ねぇ腹さん、もうこうするしかないよね」と言いながら青いタオルハンカチをポケットから取り出して丁寧に額や頬の汗を拭うのだ。しかも「違うんだよ、半分に折りたたんでからさ、こう3つに折るんだよ」と、無駄な解説がいちいち付随する。
 まぶたにセロハンテープを貼って目を見開き、居眠りでもしようものなら顔の下にセットした剣山が俺のアゴを突き刺す。そうまでして夜な夜なブログを更新するのは、「文学の敵、と言ったら大袈裟だが、最近の文学について、それを毒すると思われるもの、まあそういったようなものを書いてみなさい」と神のお告げを受けたからでもある。しかし眠い。昼でさえ眠いのに夜の眠さは常軌を逸する。凧があがるのを阻むのは、その糸なのだ。
 通称"八山田のディディエ・ドログバ"に関しては、もはや都市伝説と化しつつある。彼に会うには、JR八山田駅伝言板に「XYZ」と記せばいいんだってさ。
 ネットも完全復活したことだし、そろそろipodに本腰入れても良い時期かと。画像は愛用のipod nano。鮮血の毒リンゴをかじる俺の相棒は、人呼んで"赤い悪魔"。
 …フライパンにオイルを流しながら、とてもキレイな気持ちになる。唐辛子の色を溺れさせて、どこかで、嗚呼、呼んでいる