プリン体 VS 腹鉄男 (ノンタイトル戦)

tetsuo_hara2006-08-15

 流れ星の流れる季節だが、案外雲が多くてまだお目にかかれていない。流星群のころになるとGO!GO!7188の曲の一節に「流れ星に願いなんてかけるほど無力じゃないわ」というのがあったのを思い出す。俺は無力だしハングリーだから流れ星にすがるタイプだが、いざ目の前で星が流れるとテンパってしまって願いを祈る前に流れ星は消滅してしまう。
 GO!GO!7188は初期の頃は若さを炸裂させて幅広い楽曲を作っていたが、最近ではその多くが恋愛に関するものになってしまった。夏フェスで披露した曲のタイトルは「近距離恋愛」というものだった。ホフディランに「遠距離恋愛は続く」という曲があって、すごく良い曲だと思っていたが、それらを逆手にとって「近距離恋愛」に目をつける発想にしてやられた。盲点を探し出して日常に組み込んでしまうあたりがいかにもGO!GO!7188らしい。
 小沢健二をフィーチャーしたスチャダラパーの「今夜はブギーバック」は、俺の音楽フィールドを大きく広げた偉大な曲である。話はホフディランに戻るが、ホフディランワタナベイビー(つい最近、パチスロ雑誌の対決企画に登場していた)が竹中直人をフィーチャーして「今夜はブギーバック」をカヴァーしている。異色の組合せで興味はそそるが聴きたいとは思わない。
 昨夜は棚倉村の夏祭りで、車両が通行止めになるため俺は22時まで家に帰れない。通称"八山田のディディエ・ドログバ"を晩飯に誘ったが呆気なく断られて路頭に迷っていた。そんなとき、前の職場の人から電話がかかってきて飲み会のお誘いを受けた。"捨てる神あれば拾う神あり"とはこのことだなと思ったが、"捨てる神"が"八山田のディディエ・ドログバ"だと思ったら無性に腹が立った。魚料理が自慢の飲み屋で、つぶ貝やいわしの刺身をペロりとたいらげ、カマスの塩焼きや岩牡蠣を味わった。俺はカマスは干物でしか食べたことがなかったので塩焼きは珍しかったし美味だった。職場の元同僚は通風だが、ヒザが痛くなるのも覚悟の上でプリン体だらけの岩牡蠣にかぶりついていた。そのぐらい美味しいんだ。調子に乗って飲んで食べ、翌朝(というか今朝)胃腸が重たくなってついに嘔吐した。"捨てる神"が"八山田のディディエ・ドログバ"だと思って腹が立ってやけ酒したわけではない。ちなみにカマスは英名でバラクーダというオシャレな名前がついている。ロビンマスクは一時期ザ・バラクーダの名前でウォーズマンのセコンドについていたよなあ。
 衝動買いに近いかたちでソファー(画像)を買った。やけに小さいんだけど犬用じゃないよな、これ。
 …残された時間と限られた時代には俺みたいな若者(馬鹿)がよく似合う