「もし日本代表がブラジルに勝ったら○○します」宣言

 雨に見舞われた昨日、帰宅しようとしたら家の勝手口にカエルがいた。三つ指ついて俺の帰りをお行儀良く待つ古女房みたいだ。両生類のくせに。
 喉が痛いのでまさか風邪をひいたのかと思ったら、喉にでかい口内炎ができていた。チョコラBBをキめたところだが、睡眠とバランスのとれた食生活で根本的療治をはかるべきだろうか。
 アプリのドラクエ2もいよいよ佳境を迎えている。数日前、通称"八山田のディディエ・ドログバ"に「やまびこのふえって何に使うの?」ってメールしたら「やまびこのふえって何だ?」と逆に聞かれた。しかも、やまびこのふえは知らないくせに「シドーに殺されちまえ」とか言ってきやがった。日本語学校に通っているだけあってだいぶ言語が発達してきたようだ。あのハミコンヲタクの性の目覚めは、ドラクエの"ぱふぱふ"だったに違いない。
 あの時間帯なので日本代表とドイツ代表の親善試合をじっくり見ることはできなかったが、後半はかなり小気味良い内容だった。角澤アナはボールを持った選手の名前を「なかた!!」とか「たかはら!!」とか言うだけで、実況に値しない。なまむぎなまごめなまたまごの早口言葉研修からやり直せ。しかし、時差の関係で本大会もあんな時間にキックオフされるんだろうか。だとしたらツラいねえ。
 和田画伯の盗作騒ぎには笑ってしまう。どうせパクるんだったらもっと上手にパクればいいのに。かのピカソもパクりの天才の異名をとるほどパクリまくっていたが、ピカソの場合は全部ピカソタッチになってしまうので結局パクったんだかオリジナルなんだかわからなくなってしまうらしい。才能とは、歳をとれば枯渇するものなのでなんとも仕方ない。悲しいですな。
 パクリとはちょっと違うが、人気アニメ「名探偵コナン」にも元ネタがあるようだ。「ピカソ君の探偵ノート」という作品で、主人公のピカソ君は見た目は小学生だが本当の年齢は23歳。10年以上前、サウスポー選手としてリトルリーグで活躍していた時に練習中の事故で腰を強打して腰椎を折り、さらに奇病を併発して肉体的成長が停止した、というもの。
 世間はW杯一色だが、職場の中ボスは相変わらず巨人軍一色である。バレンタイン監督はたいしたもんだとか、相馬の焼肉屋の息子(鈴木選手のこと)はさっぱり調子を落としているとか。中ボスの口からはジーコのジの字も出てこない。俺は手探りのままに仕事を片付けているが、常に半信半疑である。仕事は別にいいんだ。何かを表現して、皆の心に残るってことしか俺にはできないから。
 …あなたの唇に終わらない夢を見る。今、聴こえだすのは、永遠のリズム